5月5日の端午の節句では、古くから「五月人形」を飾るという風習があります。
では、この五月人形はいつ出していつ片付けたらいいといったルールなどはあるものなのでしょうか?

ここではm,五月人形を飾り付ける時期としまう時期について解説します。

目次
「五月人形」を出す時期としまう頃合い
 ・「五月人形」を出す時期
 ・「五月人形」をしまう頃合い
 ・「五月人形」は年中飾っていても大丈夫?
「五月人形」のしまい方
 ・晴れた日にしまいましょう!
 ・しまう前のメンテナンスは
 ・飾っている間の掃除も大事です!

「五月人形」を出す時期としまう頃合い

端午の節句で飾られる「五月人形」。いつ出せばいいもの?いつまで出していて平気?すぐしまわないと行けないの?
(画像=『FUNDO』より引用)

「五月人形」を飾り付けるために出す時期としまう時期について見ていきましょう。

「五月人形」を出す時期

5月5日の端午の節句に合わせて飾られる五月人形。
飾るために出す時期については特に定められているものではありません。
3月20日頃にある春分の日以降であったり4月中程を目安に出すなど、家庭によって頃合いを見計らってで構いません。

地域によっては「三月またぎ・三月掛け(3つ月をまたいで飾ること)」は縁起が悪いということで、4月に入ってから飾るようにするという事もあります。

ただし、「一夜飾り」といわれる前日に飾り付けをするのはよしたほうがいいとされています。
正月飾りを大晦日に準備することを縁起が悪いとする言葉でしたが、これが五月人形などにも当てはめられるようになりました。

「五月人形」をしまう頃合い

「五月人形」は、端午の節句のお祝いを終えたら片付けて差し支えありません。
片付けるのは、天気の良い乾燥した日を選ぶといいでしょう。

雨の日などに片付けると、湿気の影響を受けてせっかくの五月人形にカビが発生する原因となってしまいます。
もちろん、五月人形だけでなく晴れて乾燥している日は鯉のぼりなどを片付けるのにも適していますよ。

「五月人形」は年中飾っていても大丈夫?

アクリルやガラスといったケース付きの五月人形であれば年中飾っていても問題はありません。
特段飾り付けする日が定められていないように、片付ける日も特段設けられていません。
そして、雛人形のように飾ったままにしておくことに対する伝承も特にありません。

ただし、6月以降になると梅雨の影響で湿気が溜まりやすいので、飾ったままにするにしてもお手入れは必要となります。
その前には片付けを済ませておいたほうが、総合的に手間はかからないかもしれません。

「五月人形」のしまい方

端午の節句で飾られる「五月人形」。いつ出せばいいもの?いつまで出していて平気?すぐしまわないと行けないの?
(画像=『FUNDO』より引用)

ここからは「五月人形」のしまい方をまとめます。

晴れた日にしまいましょう!

前述もしましたが、「五月人形」は晴れていて乾いた日にしまうのがおすすめです。
雨が降っていて湿気のある日にしまうとカビの原因となってしまうしまうこともあります。

片付けをする際は、部屋の換気を行うなどして湿気が溜まらない状態にしてしまうようにしたいところです。

保管場所としては、「結露防止のため寒暖差のない場所」「日焼け防止のため直射日光の当たらない場所」がおすすめとされています。

しまう前のメンテナンスは

しまう前には、お手入れもしておきましょう。

毛ばたきでホコリをはらい、飾りによっては薄い布で軽く拭いてあげれば十分綺麗になります。

拭き掃除も併せて行いたいところですが、油脂はとれない汚れの原因ともなりえますので作業をする際には指紋が付かないよう軍手や手袋を装着すると安心です。

飾っている間の掃除も大事です!

ケースに入っていない五月人形の場合、飾っている間放置しておいてはいけません。
1週間に1回~2回ほど、毛ばたきなどでホコリを払っておきましょう。

飾っている間も定期的な掃除は必要となりますよ!