ドライバーやフェアウェイウッドなど、大切なゴルフクラブを傷から守るヘッドカバーは実用的なアクセサリーであると同時に、使い手のセンスが如実に現れる部分です。ウェアがお洒落を決定づけるなら、ゴルフアクセサリーであるヘッドカバー選びはプレーヤーのセンスを現すものと言っても過言ではありません!

アクセサリーにはゴルフ愛をリッチに演出するコンセプトが大切!

ゴルフはスコアがよければ女性や後輩から羨望の眼差して見られるかというと…そこだけではないのが面白いところ。ウエアやアクセサリーといったプレー意外の部分も相まってこそ一目置かれるオジサンゴルファーといえるでしょう。
クラブやシューズ、ウエアなど直接身に着け、スコアに直結するモノにはめいっぱいこだわるタイプでも、プレーに付随して必要となるアクセサリー類がおろそかになっている人は少なくありません。裏返して言えば、アクセサリー類へのこだわりは、使い手のゴルフや道具に対する愛情が表出したものといえるのです。

スコアに執着しすぎる同伴プレーヤーとのラウンドより、「ゴルフが大好きなんだろうなぁ」がにじみ出るプレーヤーと回りたいと思うのがプレーヤー心理ではないでしょうか。例えば、メーカー違いの純正ヘッドカバーが乱立したキャディバッグと、色や柄を統一したヘッドカバーが整然と並んだキャディバッグ、どちらのバッグのオーナーとラウンドしたいかは明白です。
”ヘッドカバーは人のためならず”ではないですが、マイクラブの傷付きを防止する実用的な価値以上に、ヘッドカバーへのこだわりは、同伴者との良好なコミュニケーションや巡り巡ってスコアにも影響するといっても過言ではないのです。

だからこそ揃える際にはセンスやコンセプトメイク、テーマ性が大切というわけです。
今回、ゴルフ雑誌などで活躍し、自信のゴルフウエアブランドも立ち上げるほど“ゴルフが好き過ぎるスタイリスト”尾後啓太氏にリッチなオジサンにハマるヘッドカバーのセットを選んでもらいました。
「大人な方々なので、主張が強すぎず、かといって保守的すぎず、多少のあざとさが感じられたり、同伴者とカブり知らずなレアものなど、同伴プレーヤーとの自然なコミュニケーションが生まれ、それでいてラグジュアリーさもある、そんなイメージでセレクトしてみました」と尾後氏。

女子ウケ系、海外ゴルフでもウケるニット系、同伴者とのカブり知らずな別注&コラボ系、キャディバッグとのブランド合わせ、以上4つのお手本を元にセンス溢れるヘッドカバーで、キャディバッグを個性的にセンスよく演出してみましょう。

スコア平均80台すら頭をよぎらせるキャラ系

視線を集める油断ならないアクセサリー! お洒落はウエアに、センスはヘッドカバーに現れる
(画像=『J PRIME』より引用)

2014年にヘッドカバーからスタートした東京発のブランド、monzee(モンジー)。代名詞となっているのがヴィンテージやデッドストックの生地などをリメイクしたロバの形をモチーフとしたヘッドカバーで、職人のハンドメイドによる希少性などからファッション好きなゴルファーから人気です。国内男女ツアーで時々選手が使っている姿も散見されます。手作りのため同じものはなく、ゴルフの実用品でありながらアート作品のような意味合いも持つ逸品です。内側は毛足の長いボア素材でクラブヘッドをばっちりカバーできます。

「男性がぬいぐるみのヘッドカバーを持っていると女性ウケ狙いの”あざとさ”や”痛さ”が目についてしまいがちですが、モンジーのロバなら話は別。リメイクした一点もののヘッドカバーはゴルファーなら知る人ぞ知るレアものであり、ラグジュアリーさもある逸品です。表情のないロバのぬいぐるみなので子供っぽくなりすぎず、それでいてしっかり女性ウケも期待できる(笑)。ドライバー用にお気に入りの子を選び、それにあった色柄のFWやUT用のヘッドカバーを選ぶと良いでしょう」(スタイリスト尾後さん)

右から
¥77,000(税込)
¥88,000(税込)
¥110,000(税込)

monzee(モンジー)