目次
都市部のマサイ族
終わりに

都市部のマサイ族

村にまで行っている時間がない...という方に朗報です!実は都市部にもマサイさんたちがいるのです。国際空港のある一番発展した都市ダルエスサラームには、普通の日常生活を送るマサイ族の方々がたくさん住んでいます。一般的に男性は、その戦闘能力が買われて、お店や家の警備員として雇われています。

他にも手先が器用なので、男性も女性もビースのアクセサリや古タイヤのサンダルを作って売っています。道端で屋台のように商品を並べて売っていたり、男性が完成品を持って売り歩いたりしています。ですので、街を歩いていればマサイさんに会う可能性はとても高いです!

タンザニアで憧れのマサイ族さんたちに会おう!
(画像=<街中でお土産品を売り歩くマサイさん>、『たびこふれ』より引用)

特に地元の人の繁華街「カリアコー」では、マサイさんたちがアクセサリを作っている様子を直接見ることができます。難しいデザインもなんのその、ものの数分でさまざまな作品を作り上げてくれます。ネックレス、指輪、頭飾り...などなど、色んな種類のアクセサリがずらり。デザインを指定することもできますし、頼めばやらせてもくれます。サイズもいとも簡単に手直ししてくれます。

さらにこの繁華街には、マサイ族特有のマサイ布やブランケットもお安く売っています。もちろんどこの観光地でも手に入るので、ご安心ください。マサイさんの衣装は布を体に巻きつけるスタイルで、この布がチェック柄でとても可愛いのです!ブランケットは寒い時に羽織る物なのですが、これもチェック柄で、マサイ族ではないタンザニア人もよく使っています。アクセサリと共に購入すれば、マサイ気分が味わえちゃうかも。

タンザニアで憧れのマサイ族さんたちに会おう!
(画像=<カリアコーでアクセサリを作るマサイ族の女性>、『たびこふれ』より引用)

1つだけご注意いただきたいことがあります。この庶民の味方「カリアコー」という場所ですが、スリが多いことで有名です。特に日本人を狙った詐欺も横行しています。行ってみたい場合は、地元の人か慣れた人と一緒に行くことをおすすめします。あまり肌が露出しない格好で行くといいかもしれません。私たちの肌の色はどうしても目立ってしまい、餌食になりやすいこともあります。お気をつけください!

大都市ダルエスサラームだけでなく、タンザニアの代表的な観光地ザンジバルに行けば、マサイ族の人々に必ず会うことができます。世界遺産ストーンタウン内で彼らの作品がお土産として売られていますし、外国人に人気のビーチにはお土産を売り歩くマサイの男性に遭遇できます。ちょっとお礼を払うかお土産を買うかすると、ジャンプを披露してくれたり、一緒に写真を撮ったりしてくれます。

終わりに

タンザニアで憧れのマサイ族さんたちに会おう!
(画像=『たびこふれ』より引用)

戦闘民族...と聞くと、コワモテのおっかない巨人のような人が思い浮かぶかもしれません。それとは反対に、マサイ族の人々はとってもフレンドリーです。特に観光名所や都市部で仕事をしているマサイさんは、外国人慣れしている人が多いです。サービス精神旺盛で、ノリノリで写真撮影に応じてくれる人もいます。

独自の文化を持つ、東アフリカの先住民マサイ族の方々との交流を、ぜひ現地で楽しんでみてください!きっと来てよかったと感じていただけると思います。

文・写真・Miyuki Meta/提供元・たびこふれ

【関連記事】
避暑地アッター湖で、クリムトセンターと「クリムトの庭園」を訪ねる
ベルリン郊外に残るベルリンの壁跡地でハイキングやサイクリングを楽しむ
高速列車「あずま」で東海岸を行く、ロンドンーエディンバラ間鉄道の旅
【北海道】異国情緒溢れる街・小樽に行ったら、たくさんの笑顔に溢れていた。
ハワイ・ハレイワタウンでランチをするなら?食べたい内容別のおすすめ5店を紹介