近年のクルマ作りは、エンジン性能や走り、居住性、といったベーシックな要素以外に、「情報の視認性」といった点も重視されるようになってきています。各メーカー、それぞれハイテク装備を用意してきております。
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アウディ バーチャルコクピットの衝撃
アウディ バーチャルコクピット
アウディ バーチャルコクピットの衝撃
以前も記事にて紹介いたしましたが、「アウディ バーチャルコクピット」は革新的な技術です。いままでのアナログ・デジタルメーターの固定観念を払拭する、またIT世代には馴染み易いと思われる、マルチファンクションディスプレイを採用し、イノベーティブな取り組みを進めています。
アナログ的メーターを廃止し、メーターパネル全面を液晶ディスプレイで構成。車内で別々に存在していたメーター類とカーナビ画面、オーディオユニットなどを統合する事が可能になっております。
これらはステアリング上のボタン、ダイヤルとシフトセレクター後方のコマンドダイヤルとタッチパッドで操作することになりますが、運転中でもスムーズに操作できる仕様。アウディも「マン マシン インターフェイスのまったく新しいページを切り拓いた」と自信を持ってアピールしている新技術となっています。
アウディ バーチャルコクピット
一般的に高級車といえば、メルセデスベンツ、BMW、というメーカー名が上がると考えられます。その点、アウディの立ち位置、というのが今ひとつ見えにくい、少々曖昧なものでした。しかしそれも過去の話。
「豪華指向、スポーティー」といった高級車の既存の価値観とは違う概念を持った開発によって、他と違った魅力というものが出てきているように思えます。
では他ブランドのハイテク内装事情はどうなのでしょうか?