ケンタッキー大学競泳チームのスターで、トランスジェンダーの女子種目への参加に反対するライリー・ゲインズは、「企業がなぜ自発的にこのようなことをするのか理解できない。せめてこの水着をユニセックスとすれば良いのにそうしない。なぜなら女性を排除するためだからだ」と非難。「女性の水着には、膨らみの飾りは施されていない」とツイートした。

このほかにも「股間に余分な布のポーチをつける必要ない。つまりこの水着は私やほとんどの女性に向けたものではないということだ」といった声や、「どうやらアディダスは、バドライトの大失敗に学ばなかったようだ。GO WOKE GO BROKE(ウォークになると破綻する)の洗礼を浴びせる時だ」といったコメントも投稿されている。

米ビール大手アンハイザー・ブッシュの主力商品バドライトは先月、トランスジェンダーのインフルエンサー、ディラン・マルヴァニーを広告キャンペーンに起用した後、保守派を中心に不買運動が拡大。トップが釈明し、キャンペーンを主導した幹部2人が休職する事態に発展した。