昨年に続き、横浜・海の公園では今年も開幕からマテガイが好調!出だしは低調であったアサリ、アカニシ貝も、水温の上昇に伴って状況が好転したのではと予想し、こちらの状況調査も兼ねて出かけてきました。残念ながら後者二種は低調であったものの、マテガイは引き続き好調を維持!当日の様子をレポートします。
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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)
海の公園
海の公園は、横浜市金沢区にある、横浜市が所有する総合公園。魅力は何といっても、約1kmにわたる人口砂浜が広がっていることでしょう。
夏場の海水浴はもちろん、春先から初夏にかけては潮干狩りが楽しめる「異色の公園」ということで、駐車場を見渡すと、地元の横浜ナンバーは勿論、他県ナンバーも目立ちました。しかも潮干狩りに関しては利用料金無料。
公衆トイレは勿論、売店、コインロッカーも公園内にある等、正に至れり尽くせりの潮干狩り場となっています。
電車で海の公園へ
今回、筆者は「お1人様」ということで、コスパの良い電車を利用し、自宅がある埼玉県から横浜金沢区までやってきました。アカニシ貝大漁! なんていう場合は、大きめ(最低20L)のクーラーボックスが必要なので後悔するパターンなのですが……そうなることはないかな、なんていう予想も密かに立てていたため、この電車パターンを選択。実際、予想は的中しました。
海の公園の最寄り駅は、金沢シーサードライン「海の公園南口駅」もしくは「海の公園柴口駅」のどちらか(マテガイポイントは海の公園南口駅が近い)になるのですが、筆者は今回、京浜急行の金沢文庫駅を選択。天気が良かったし、コスパも更に良くなるし、ちょっと早めに家を出て、駅から20分程お散歩しながら公園に向かいます。
アサリとアカニシ貝調査から
干潮時刻の1時間半前に海の公園に到着。全体を見渡すと……明らかにアサリ狙いの人はまばら。4月に来た時よりも少ない印象でした。しかも、ベテランと思われる人達は皆無で、いたとしても、子連れ家族がお遊び程度でやっているパターンのみ。筆者も一応アサリのポイントを探ってみるも、リリースサイズが稀に見つかる程度でした。
とはいえ、マテガイのポイントである干潟(砂浜)は、まだ水面に見え隠れしている状況なので、「期待薄」覚悟でアカニシ貝のポイントである藻場にも一応いってみることに。しかし、案の如くアカニシ貝は見つけることができず。そして、産卵時期にもかかわらず卵も見つからず。ついでにツメタガイも見つけることはできず。ラバー軍手を外し、早々に藻場を後にしました。