転職したほうがいい理由2:成長しない

やり慣れた仕事を長く続けていると、効率よく楽にこなせるが、新しいスキルが身につくことはない。競争がない状態であれば、能力を伸ばそうという意欲も湧かないだろう。

一方、転職せずそのままいたほうがいい、という考え方もある。

転職しないほうがいい理由1:ストレスがない職場は貴重

楽しく働けるということは、それだけで幸せなことだ。身体やメンタルが壊れては元も子もない。居心地のよい職場で働けることは本当に有難いことだ。

転職しないほうがいい理由2:転職はリスクがある

長く勤めていれば、多少なりとも昇進・昇給する。リスクをとって転職して、給料が多少上がったとしても、長く続けられるかどうかはわからないのが現実だ。

転職せず、給料の問題を解決する方法

会社に残ったまま、給料が低いという問題を解決する方法もある

解決法1:副業や投資に取り組む

お金の不安があるのであれば、自分の時間がとりやすいというメリットを活かして、副業に取り組んでみるのもいいだろう。

副業を認めている会社も増えており、認めていない場合でも投資をやるなど対応策はある。少しずつお金を貯めて、リスクが低い投資でお金を増やすこともひとつの手だ。

解決法2:自分の時間の有効活用

自分の時間を有効活用して、自分の趣味や興味があることを、徹底的に極める道も考えられる。熱意を持って長く取り組むことで、その道のプロに近づくことができる。

その境地にまで至れば、新たな道が見えてくるはずだ。

自分の方向性をしっかり持つこと!

「仕事はお金だけではない」ともいえるが、「人生にはお金も大切である」ことは間違いない。要は、バランスが大切であるが、何を優先するかは自分の考え方次第だ。

しっかりと方向性を定めておけば、迷いは少なくなる。

文・本山直樹(HR専門ライター)
ヘッドハンターや求人広告の営業職を経て独立。現在はHR領域を専門としたフリーランスのライターとして活躍中。大手HR企業のオウンドメディアや求人サイト等にて多数の執筆経験あり。