あなたの職場には仕事ができると勘違いしている上司はいませんか?

今回は実際に職場にいる「仕事ができると勘違いしている上司」についてMONEYTIMES編集部がアンケート調査しました。

■成果に貪欲な上司から契約キャンセルについての注意が

数年前にリフォーム会社に転職したのですが、そこで出会った上司の話です。優しさと厳しさがありつつも、時折ジョークを飛ばしてくるような人で、入社したての頃は素敵な上司だと感じていました。

毎日作業の進捗を確認してもらっていたのですが、当時から営業成果に対してはとても貪欲な印象がありました。

入社して2カ月後、ようやく1人で営業ができるようになった頃、ある日の朝礼で「コロナ禍の影響で業界が大きく変わる」というニュースが入りました。

その上司からは、「コロナの影響で半導体が不足していて、リフォーム機器が3カ月から半年待ちになっている。そのため解約だけは絶対に気をつけてくれ」との情報共有を受けました。

その後の営業では、納品が遅れる可能性がある点については必ずお客様に伝えてから契約するようにしていました。

それからさらに3カ月経ったある日のこと。

リフォーム機材の契約をしたお客様から、「納品はまだ?3カ月程度の遅れって言ったじゃない」との連絡をいただき、最終的には解約になってしまいました。

■永遠に続くかに思えた上司からのお叱り…窮地を救った1本の電話

すぐにその旨を上司に報告したところ、「ふざけるな!あれほど解約には気をつけろと言っただろう?なんでそんなことになるんだ!」と怒鳴られました。さらには、「自分は解約されたことなんてない」「お前のお客様への伝え方が悪かったせいだ」など、上司からのお叱りの言葉はとどまるところを知りませんでした。