表面上の情報だけを鵜呑みにしない

いざ入社を決める際、コーポレートサイトや求人広告の情報のみで判断するのは危険だ。在籍メンバーの雰囲気や実際の制度面、働き方など企業にとって都合の悪いことは表面上に出ていないケースが多い。

事前に会社見学をしたり、実際に働いている社員からの声を聞いたりと、より内部の情報を把握したうえで入社するかどうか決めることをおすすめする。

転職エージェントを有効活用する

転職エージェントは企業の人事とも接点があるため、ウェブ上では手に入らない情報を握っていることが多い。

「企業がなぜ募集しているのか」「定着率は良いのか」など、いわゆる内部情報にも精通している。

選考が進んだ最終段階で「本当にこの会社に入社して良いのか」と迷ったときは、最後の確認として、転職エージェントに相談してみるのもよいだろう。

2度3度と転職を繰り返さないために!

基本的にネガティブな理由のみで転職活動を進めると、内定獲得率が下がるだけではなく、入社できたとしても同じ理由で転職したくなる可能性がきわめて高い。

長期的に腰を据えた働き方を望むのであれば、自分の希望や会社のリアルな情報を確認したうえで、自分に合う企業を探していくことがベストである。

文・大里直也(HR専門ライター)
転職やキャリア、人材採用をメインに取材執筆。採用における戦略立案などのコンサルティングも手掛けており、転職ノウハウ・各種転職エージェント、サイトにも精通している。