ホンダ シティCZ-i/CR-i(2代目GA2・1988年)
ジムカーナA1クラスで不敗神話を誇った絶対王者
初代から一転、タイヤが四隅で踏ん張る超低重心クラウチングスタイルで、大衆車とは思えない抜群の旋回性能を得た2代目シティですが、本領発揮は1988年に1.3L SOHC12バルブのD13Cエンジンを得てから。
電子制御インジェクション版のホットモデルCZ-iと競技ベースCZ-iでも100馬力に留まるものの、超低重心の軽量ボディにはそれで十分、2001年まで続いた全日本ジムカーナA1クラスでは他車が割り込む余地もない常勝マシンとして君臨しました。
加減速が多くターンやスラロームが連続するような低速コースを得意として、時には格上クラスのマシンすら食う活躍ぶりから、当時のモータースポーツファンや、一部のストリートレーサーによって、「知る人ぞ知る伝説の高性能マシン」として語り継がれています。
このコンセプトも一代限りでしたが、その魂は現在のフィットRSにまで受け継がれているといってよいでしょう。
※この記事内で使用している画像の著作者情報は、公開日時点のものです。
文・兵藤 忠彦/提供元・MOBY
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