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人気の縁起物ナンバーは「カスタム派」に人気?

人気の縁起物ナンバーは「カスタム派」に人気?

「3776」ってどんな意味?愛車の希望ナンバーに隠された意外な理由をオーナーたちに聞いてみた
(画像=©Nakano/stock.adobe.com、『MOBY』より 引用)

その他、人気の高いナンバーとして、「2525(ニコニコ)」などの語呂合わせナンバーや、「8888」「8008」などの縁起物ナンバーが挙げられます。一見して存在感のあるナンバーですが、こうした数字を選ぶ理由はどのようなものなのでしょう。

「車が好きなので、ナンバーも自分が好きな数字を選びたいじゃないですか。自分は『7』が好きなので、どうしても1ケタの7をつけたくて。抽選に申し込んで、2回目で当たりました。駐車場でも目立ちますし、自分の特別な車って感じがしてイイですよ」(30代男性)

1ケタのナンバーや縁起物ナンバーを装着している車には、外装をカスタムしたものが多い印象があります。愛車を好みの形にしていく過程のひとつに、ナンバー選びが位置づけられている面もあるのでしょう。

語呂合わせナンバーには地域性も関係

次に、語呂合わせ派のオーナーからはこんな意見が聞かれました。

「自分の名字にちなんだナンバーにしています。とくに名字が気に入っているわけでもないのですが、わかりやすいですし。よく名前が刻印されたペンとかがあるじゃないですか。感覚としてはあれに近いですね」(40代女性)

斉藤さん(3110)や佐藤さん(310)など、名字のなかには4ケタ以下の数字で表現できるものがあります。ちょうどナンバーに使える収まりのよさから、ちょっとした個性の演出として活用する人もいるようです。

最後に、かなり消極的な気持ちでナンバーを選んだという声も。

「とくに数字にこだわりはないのですが、はじめて中古で車を買うときに、希望ナンバーの料金が含まれた見積もりを提示されて。『そうするのが当たり前なのかな?』と思い、普通に受け入れてしまいました。

でも、思い入れのある数字が思いつかず、自分の誕生日にするのも気が引けて……色々考えた結果、富士山の麓で育ったので、3776にしていました。そんなに目立たない数字ですし、まぁよかったかなと思います。でも、それからは希望ナンバーにしていませんね」(30代男性)

富士山の周辺エリアでは、山頂の標高を表す「3776」が人気ナンバーのひとつです。日本を象徴する山にちなんだ数字をつけていると、なんだか気分もおおらかになりそうですよね。

車の購入は慣れないものですから、ディーラーの営業が当たり前のように見積もりに加えているオプションを、「必須のもの」と考えてしまうことも考えられます。希望ナンバーにしている人のなかには、「勧められたので断り切れずに……」という流れで選んでしまった人も案外多いのかもしれません。

文・MOBY編集部/提供元・MOBY

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