DF:車屋紳太郎(川崎フロンターレ)

リーグ戦ホーム初勝利を狙って第12節に臨んだ川崎フロンターレ。サガン鳥栖を相手に後半開始早々に得た「虎の子の1点」を守り抜いた(1-0)。4月29日の第10節アビスパ福岡戦(3-1)より3連勝を達成。1点を争う攻防が見られた同試合では、DF車屋紳太郎の積極的な攻撃参加が目立った。スピード感あふれるオーバーラップや、豪快かつ狙いすましたミドルシュートなど見せ場を数多く作り、勝利に大きく貢献した。


名古屋グランパス MF稲垣祥 写真:Getty Images

MF:稲垣祥(名古屋グランパス)

リーグでも屈指の堅牢な守備を誇る名古屋グランパス。第8節から第11節までの4試合はいずれも失点があり、うち3試合は引き分けていたが、第12節は久々のクリーンシートで勝利(対ガンバ大阪1-0)。その中、攻守に渡って勝利へ大きく貢献したのがMF稲垣祥だ。守備では鋭く素早いチェックで相手の自由を奪い、FW宇佐美貴史からボールを奪う場面もあった。攻撃では何といってもこの試合唯一の得点となった先制点を挙げたことで、チームに4試合ぶりの勝利をもたらしていた。

サンフレッチェ広島 MF川村拓夢 写真:Getty Images

MF:川村拓夢(サンフレッチェ広島)

前半のうちに先制されながらも、後半一気に逆転し勝利を収めた第12節のサンフレッチェ広島(対アビスパ福岡3-1)。難しい試合展開の中、豊富な運動量でチームを支えたのがMF川村拓夢だ。終盤まで落ちないその運動量と切り替えの早さで攻守に躍動。極めつけはカウンターの起点となり、自ら得たチャンスを決めきる勝負強さを発揮。とどめの3点目を挙げて勝利に大きく貢献した。


北海道コンサドーレ札幌 MF菅大輝 写真:Getty Images

MF:菅大輝(北海道コンサドーレ札幌)

第12節でFC東京を相手に大勝を収めた北海道コンサドーレ札幌(5-1)。うち2ゴールを挙げる活躍を見せたのが、左のウイングバックとして起用されたMF菅大輝だ。最初のチャンスこそ弱くキーパー正面のシュートになってしまったが、次のチャンス1点目のシーンでは「らしさ」全開。左足一閃の鋭いシュートでネットを揺らし、2点目は冷静に右足でコースを狙ったシュートでゴールを奪って勝利に貢献した。


北海道コンサドーレ札幌 MF金子拓郎 写真:Getty Images