DF小池龍太(横浜F・マリノス)

東アジアサッカー連盟(EAFF)が主催するE-1サッカー選手権2022のメンバーに選ばれ2試合に出場したDF小池龍太も、キャリアのスタートは当時JFLのレノファ山口だった。

2014年にJFAアカデミー福島から山口に入団すると、チームは翌2015年にJ3へと昇格してリーグ優勝し、2016年にはJ2へと昇格した。その後は柏レイソル、スポルティング・ロケレン(当時ベルギー2部)、そして現在所属しているJ1の横浜F・マリノスといずれも主力として活躍し、「海外」「J1優勝」「日本代表」と素晴らしいキャリアを形成している。

今シーズンは3月29日に負った右膝蓋骨骨折(全治6か月見込み)の影響で出場できていないが、サポーター全員が復帰を待ち望んでいる。


サガン鳥栖 DF原田亘 写真:Getty Images

DF原田亘(サガン鳥栖)

センターバックや右サイドバック、さらには右ウイングバックまで、サガン鳥栖でさまざまなポジションを担うDF原田亘も、FC今治時代にJFLで戦っていた。

2019シーズンに日本体育大学からセレクションを経て今治(当時JFL)に入団すると、チームのリーグ3位に貢献。翌2020シーズンから2年間はJ3所属となった今治でプレーした。原田の安定した活躍に注目したサガン鳥栖がオファーを出し、J3から飛び級でJ1の鳥栖へ。J1初年度となった2022シーズンに27試合、2023シーズンも6月10日の第17節終了時点で14試合に出場している。

運動量や球際、戦術理解度などを素早くJ1クオリティに適応させ、主力の一角を担っている。

川崎フロンターレ FW遠野大弥 写真:Getty Images

FW遠野大弥(川崎フロンターレ)

川崎フロンターレのFW遠野大弥。身長166cmの小兵も、JFLからキャリアをスタートした1人である。

藤枝明誠高校で2017年に全国サッカー選手権に出場したがプロからのオファーはなく、進学してサッカーを続けようとしていたところ、JFLのホンダFCからオファーがあり入団。正社員として働きながら3年間プレーすると、2019年度の天皇杯(JFA全日本サッカー選手権大会)でチームのベスト8進出に貢献。この活躍が川崎フロンターレから見出され2020年に加入。同年、期限付きで移籍したアビスパ福岡をJ1昇格に導き、翌2021年から川崎へ復帰。

両足から放たれる強烈なシュートや細かなボールタッチでチャンスに絡む能力に長けており、ウイングやインサイドハーフとしてもプレーできるユーティリティ性も強み。強豪チームの川崎においても重宝されている。


横浜F・マリノス MF榊原彗悟 写真:Getty Images