平日の朝食時間は平均11.2分で4人に1人

平日の朝食にかける時間について尋ねたところ、最も多かったのが「5~10分未満」30.5%、次いで「0(朝食は食べない)」23.0%、平均は11.5分でした。

年代別に見てみると、20代は「0(朝食は食べない)」が33.3%と全体より10.3%増加。30代23.5%、40代17.0%と、年代が上がるにつれて食べない人が減ります。

いずれにしても約7割が食べないか10分未満で朝食を済ませており、慌ただしい平日の朝を感じさせます。

女の転職type編集長 小林佳代子氏の考察

「今回は働く女性のさまざまな『時間』に関する調査でしたが、職種や年代によって差がある結果となりました。とくに特徴的なのは昨今人気を集めるエンジニア系で、1日あたりの会議時間や、1週間あたりのスキルアップにかける時間がその他の主な職種と比べて最長でした。

エンジニアはPCに向かって1人で作業をする職種と思われがちですが、クライアントとの打ち合わせやプロジェクトメンバーとの課題共有などコミュニケーションも多く発生する仕事。

また、最新技術をキャッチアップし続ける必要がある職種のため、学習時間も長くなる傾向であることがわかります。また、事務や販売サービスなど会議の時間が少ない職種は、残業が少ない傾向にあるのも特徴的ですね」

第69回「働く女性の時間事情」 / データで知る「女性と仕事」

調査期間:2023年5月24日~6月4日

有効回答数:856名

調査対象:『女の転職type』会員

調査方法: Web上でのアンケート