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分類番号が二桁のナンバープレートは今も取得できる?
分類番号二桁ナンバーの車を保有する方法は?
分類番号が二桁のナンバープレートは今も取得できる?
ナンバープレートの地域名の隣にある番号。現在では300や500等(希望ナンバーの場合は330や530等)のように、数字三桁となるのが基本です。この数字を分類番号といいます。
たまに分類番号が二桁の車を見かけることがあります。
実は、分類番号が三桁になったのは、1998年に希望ナンバー制度が導入されてからです。より多くの車に希望の一連指定番号を与えるため、分類番号を二桁から三桁に変更したという経緯があります。
こうした背景から、現在新規取得したナンバープレートでは、分類番号が三桁となりますが、旧車などに乗るオーナーの中には、愛車の時代背景をそのまま引き継いだ、二桁の分類番号を希望する人も少なくありません。
令和の今でも、二桁の分類番号のナンバープレートを取得することはできるのか、調査しました。
分類番号二桁ナンバーの車を保有する方法は?
自動車の購入時(取得時)には、基本的にナンバープレートが新規取得されます。新規取得では、分類番号が三桁になってしまうのですが、実は、二桁ナンバーが付いている車を購入し、そのナンバーを引き継ぐ条件を満たすことができれば、二桁ナンバーの車を保有することができます。
まずは、中古の二桁ナンバーが付保されている車を探しましょう。中古車販売店で探す場合には、購入時点で購入対象の車に車検が長く残っているものを選びましょう。
車検残が短いものや、既に車検が切れてしまっている販売車両に関しては、中古車販売店が該当車両の一時抹消手続きを行っているため、二桁ナンバーを付けていた車を購入しても、購入の際にナンバープレートが新規発行されてしまい、分類番号は三桁になってしまうからです。
次に、付保されている二桁ナンバーを前の所有者から引き継ぐ必要があります。
同じナンバーを引き継ぐ条件は、前の所有者と引き継ぐオーナーが「同じ運輸支局かつ同じ管轄」に使用の本拠地を持っていることが必要です。