巷で話題のパン屋「小麦の奴隷」。そもそもお店の名前自体、かなり斬新ですが味の方はどんなものでしょうか。本当に奴隷(トリコ)になるのでしょうか。
筆者の近所にもオープンしたので行ってきました。
■ 小麦の奴隷とはどんな店?
小麦の奴隷は、堀江貴文氏が主催するオンラインサロン「HIU(堀江貴文イノベーション大学校)」から生まれた「地方活性型エンタメパン屋」。このため過去のプレスリリースでは「ホリエモン発案エンタメパン屋」と紹介されています。
そして斬新な名前の由来は、公式サイトで以下のように紹介されておりました。
とある昔、私たちは子孫繁栄のため穀物を育て、小麦の奴隷となった。そして現代 、おいしいパンをはじめとする小麦の奴隷となっている。焼きたてのあの香りが忘れられない。今日食べても、また明日食べたい。そんな、地域の厳選食材を組み合わせたパンをお届けします。
(引用:小麦の奴隷)
なるほど、小麦の奴隷となった我々を表した「比喩」のようなものでしょう。なんとも、斬新で奥深いネーミングです。
ちなみに、運営会社は株式会社こむぎので、事業所はなんと北海道の大樹町にあります。
ホリエモンが主催するオンラインサロンから生まれたプロジェクトと聞くと、ITを常に意識する我々としても気になってしまう。ということで早速筆者の自宅近くにオープンした「小麦の奴隷 浜松店」(4月18日オープン)に行ってきました。

到着してまず目についたのが、駐車場の横にある看板。まっしろな背景に、テプラで貼り付けたような「小麦の奴隷 浜松店」という文字。実にシンプルです。

■ 店内の様子
店内に入っていきます。この日は朝9時オープンで、店内に入ったのは9時5分頃。人気の「ザックザクカレーパン」が、直ぐに完売するということなので、急いで向かった次第です。
案の定、すでに先客たちが「ザックザクカレーパン」を購入していました。店内は、よくあるパン屋のような感じでオシャレ。「奴隷」感は一切ありません。

なお店内は、「撮影自由でSNSに上げ放題」という粋な計らい。やはりこのような時代ですからSNSでバズらせる事を目的として、写真を撮影してもらいたいわけですね。
また、店員も「フリー素材」と記載されております。つまりこのお店では「他のお客さんが写り込まないようにすれば」、店内も店員も撮ってもOKということ。

ではお目当ての「ザックザクカレーパン」を探してみると……ありました。かなり目立つラッピングで鎮座しておりました。そしてその横にはあのお方のありがたいお言葉が。

「ネガティブなことを考えている間に働け」……だそうです。時間がもったいないですからね。

ということで、ネガティブなことを考えている間もなく、「ザックザクカレーパン」290円(税込)を購入。包装紙がオレンジで実にオシャレです。
