目次
ヒゲ脱毛で通う期間や間隔の目安
ヒゲ脱毛を10回しても効果がないと感じた時の対処法
ヒゲ脱毛で通う期間や間隔の目安
同じヒゲ脱毛を受けるにしても、その人によって個人差があるために効果がすぐに出やすい人、逆に出にくい人がいます。そこで、脱毛に通う期間や間隔はどの程度、空けられるのかについて解説していきます。
ヒゲの濃さによる個人差が関係してくる
前提として、ヒゲの濃さによって脱毛効果が表れるのには個人差があるという点は覚えておきましょう。生まれつき薄めのヒゲの人は効果は出やすく、逆に濃いめ、生えてきやすい人にとっては脱毛に時間がかかりやすくなっています。
ヒゲの濃さは、個人によって異なります。毛の本数や太さが多いほど脱毛効果を得るためにはより多くの処理が必要になりますし、毛量が多い場合脱毛にはより時間と手間がかかることが予想されます。
ヒゲは成長周期を持っており、成長期、休止期、脱落期というサイクルを繰り返しています。脱毛処理はヒゲの成長期に対して効果がありますが、ヒゲの毛周期は個人によって異なるため脱毛の効果にも個人差が生じます。
一般的にはどれくらいの期間かかる?
これを踏まえた上での一般的な脱毛効果が感じられるまでの期間についてですが、平均すると半年から約1年ほど通って効果を実感される方が多い模様です。想定している以上に長い、と感じる方も少なくないかもしれません。
これまでに何度も触れている通り、ヒゲには成長周期、毛周期というものが存在しています。ヒゲ脱毛では毛周期の成長期にある毛根に対して光やレーザーを照射し、脱毛効果を得ることが目的です。
しかし、ヒゲの毛周期は個人によって異なり成長期にある毛根が一度にすべてではなく、徐々に処理されていきます。そのため、全てのヒゲの毛根に対して効果を感じるには複数回の脱毛施術が必要となり。相応の時間がかかるという訳です。
回数と間隔の目安
- ひげ全体(頬、アゴ、口周り):6回から12回、施術間隔は4週間から8週間程度
- 鼻下: 6回から12回、施術間隔は4週間から8週間程度
- 頬やアゴの特定部分: 6回から10回、施術間隔は4週間から8週間程度
実際の施術箇所とそれぞれの施術回数、間隔の目安に関しては上記の通りとなっています。特に口周りや鼻下あたりといった箇所は他よりも髭の密度が濃くしぶといので、施術回数も多めになる傾向が見られます。
医療レーザー脱毛を受けるという例で考えると、薄めのヒゲの人は約8回から12回程度で脱毛が完了、光脱毛の場合でも薄めであれば10回から20回程度で終わるとされています。
ヒゲ脱毛の期間は短くできない?
個人さの大きく出るヒゲ脱毛の施術回数や間隔ですが、一般的に半年から1年はかかるということで想定以上に長いと感じた方も少なくない事でしょう。基本的には、脱毛の期間を短くするのはできないとされています。
ここでも毛の生えるサイクルが関係していて、脱毛の効果が成長期に入っている毛に対してのみ作用するという形式である以上、施術回数を重ねることで成長期に入っている毛を順番に処理し、徐々に脱毛効果を得る必要があります。
ヒゲ脱毛の施術は一度に多くの毛を処理することができますが、肌への負担を考慮して一定の間隔を空ける必要があります。一般的には4週間から6週間程度の間隔で施術を行います。このため、施術回数を短縮することは基本的には不可とされているのです。
ヒゲ脱毛の1回の時間について
実際のクリニックやサロン、エステなどで実施される施術の1回ごとの時間についてですが、目安としては約30分程度が一般的とされています。多く用いられているレーザー脱毛の場合なら、1回の施術時間は通常10分から30分程度の様です。
他に光脱毛を実施する場合、1回の施術時間は通常20分から60分程度です。光脱毛は広い範囲を一度に処理できるため、レーザー脱毛よりも時間がかかることがあります。
また、電気脱毛を行うケースもあります。針を毛穴に挿入して電気を流す方法であり、1本ずつ処理するため時間がかかります。ヒゲ脱毛にはあまり使用されない方法ですが、場合によっては選択肢に含まれることがあります。
ヒゲ脱毛を10回しても効果がないと感じた時の対処法
ヒゲ脱毛では、電気脱毛のような少々特殊な方法でない限り、複数回の施術を受ける必要があります。ですが、脱毛効果をが如実に表れるとされている10回目以降でも効果が感じられない、というケースになった時にはどうすればよいのでしょうか?
10回で効果ない場合①レーザーの種類を変えてもらう
ヒゲ脱毛には複数のレーザー波長が使用されていて、各波長は異なる色素に反応し毛根に熱を発生させる役割を果たします。ヒゲの毛は太くて濃いため、特定の波長のレーザーでは効果が得られないことがあります。
脱毛の方法として、医療脱毛に光脱毛、そして美容脱毛という種類があることをご紹介しました。例えば光脱毛を受けていて効果が実感しにくい、というのは施術の方式が違う以上起こりうる話でもあります。
よって、光脱毛で効果が得られにくいと分かった場合には医療脱毛で使用するレーザー脱毛を利用するのが対策になります。痛みはより感じやすくなるでしょうが、効果を得るためのリスクの1つとして受け入れたいところです。
10回で効果ない場合②しっかりケアをして肌の状態を整えておく
続いて、肌のケアを事前に行って状態を整えておくことになります。髭を脱毛する上では毛根にダメージを与えるといった効果が大切ですから、肌をケアしたところで意味があるのか、と思われるかもしれません。
しかしその実スキンケアの必要性や重要度は非常に高いものとなっていて、肌の水分が不足し乾燥している状態では施術時にレーザーが届きにくくなってしまい皮膚の奥まで侵入できず、効果を発揮しにくくなるのです。
また、ヒゲ脱毛によって一時的に肌に負担がかかることもあります。肌が赤くなったり、かゆみや炎症が発生する事ま折ります。化粧水などを用いてのスキンケアは肌の修復を促すので、肌を回復させ脱毛効果も正常に戻してくれます。
10回で効果ない場合③照射漏れの可能性があればクリニックに相談する
もしも脱毛効果が見込めない原因が照射漏れである可能性が考えられるのであれば、クリニックに相談するのを推奨します。毛が薄く、スキンケアをしっかりしているのにもかかわらず脱毛効果が見込めないなら、毛質などが原因とは考えにくいです。
照射漏れとは、その名の通り脱毛施術におけるレーザー等がヒゲの生えている部位に正しく照射されない事です。ヒゲ脱毛は腕や足ほどではありませんが、照射範囲が広いため均一に照射する必要があります。
しかし、施術時に一部の箇所が漏れてしまったり光の届きにくい部分があったりすると、そこに対する効果が得られない可能性があります。打ち漏れがあると再照射を期間中であれば実施してくれるクリニック、サロンもありますので相談はするべきです。
10回で効果ない場合④ヒゲを抜かない
自分でヒゲを抜かないのも対策になります。脱毛施術後にヒゲが抜けてこないのをもどかしく思って、自分の手で抜くこともあるでしょうが、実は脱毛において自分でヒゲを抜くのはNGな行為なのです。
レーザーなどは、メラニンの持つ黒い部分に作用して照射されます。当然ヒゲにもメラニンがあり、これに対して光が集中しダメージを与えるのです。しかし、自分で毛を抜いてしまってはレーザーが正しく認識してくれません。
脱毛中にヒゲを抜くのは、雑草を中途半端に引き抜くのと同じであるとも言われています。脱毛残りが発生する原因にもなりますので、気持ちは分かりますが機械に脱毛を任せるようにしてください。
10回で効果ない場合⑤出力を上げてもらう
10度施術をしてもらっても効果が見込めないとなった場合には、機器の出力を上げてもらう相談をしてみても良いでしょう。基本的に、脱毛においてはレーザーの出力が高くなればなる分脱毛の効果もより高いものとなります。
ヒゲ脱毛による肌の刺激や負担によって、一時的に毛が休止期に入り効果を感じにくくなることもあります。出力を上げてもらうことでより強力な刺激を与えることができ、個人差や肌の状態による影響を軽減できるという利点もあります。
ただし、出力が上がるという事はそれだけ刺激も大きくなるのに直結しており、今までの施術よりも痛みを感じやすくなる欠点があります。それを踏まえたうえで出力調整を依頼するようにしてください。
10回で効果ない場合⑥クリニックを変える
最終手段的な対策として、クリニック自体を変更するのも1つの手段です。これまでにご紹介した対策を実践しても変わらないとなった時、クリニック及び脱毛施術に用いる機器を変更するのです。
クリニックやサロンごとで脱毛に使用する機器は異なっていますので、使う機械が変われば脱毛効果も変わります。また、クリニックによっては乗り換え割を実施しているところもあり、金銭的な不安に関しても割引を上手に活用することで軽減が効かせられます。