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こんにちは。医師・医療経済ジャーナリストの森田です。
6月22日、おそらく日本初であろうワクチン推奨派・慎重派が一堂に会した「超過死亡討論会」が開催されました。
いま、ワクチンの効果や副反応をどう考えるのか、専門家の中でも意見が別れている状況です( 中には正反対の専門家の意見も多数あります)。
この状況に対して、一般の方々からは、
「ネットで言い合ってても埒があかないから、直接討論してくれ」
という要望が多くありました。ですが、なかなか実現していませんでした。
それが、今回「超過死亡討論会」と言う形で実現したのです。
主催が、ワクチンに比較的中立的な「Think Vaccine」の家田さんだったことも、今回の討論会が可能になった大きな要因だと思います。議題がストレートに「ワクチンの是非」でなく、「超過死亡」だったのも良かったかもしれません。
僕も呼ばれて参加したのですが、全体としてとてもいい会議でした(アゴラ主催の池田信夫さん、常連の永江一石さん、小島勢二先生もいらっしゃいました)。
ネットやSNSで自分の主張を展開するだけだと、ついつい言葉が鋭くなってしまいますが、慎重派も推奨派もこうして顔を見ながら意見を言い合うだけで、非常に冷静に議論が出来るということが分かっただけでも今後の展開に期待出来ます。
なにより、今回の議論の内容がとても深く、素晴らしいものだったと思います。
議論の中の、その一つ一つの単語の意味や内容を深掘りし、この動画の内容を漏らさず全部理解できたら、もうそれだけでその辺の医師に負けないくらいの知識量になるのではないだろうか?と思えるほどです。
個人的に新知識として勉強になったのは以下でした(あまり本論とは関係ないのですが…)。