ホラー映画の撮影現場では怪奇現象が起こると噂されることが多いが、中には撮影後に出演者を不幸が見舞ったり、映画を見ただけの人にすら影響が出ることすらあるという。今回は世界的に有名なホラー映画にまつわる逸話を紹介したい。
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ポルターガイストI、II、III (1982-1988年)
トビー・フーパーが監督し、スティーブン・スピルバーグが製作した「ポルターガイスト」シリーズは不気味な呪いに巻き込まれた家族の恐ろしい物語で、末娘が「あの世」に引きずり込まれるという結末を迎えた。
しかし映画公開後、出演した多数の俳優たちが不幸に見舞われた。ダナ役のドミニク・ダンは元恋人に殺され、ケイン役のジュリアン・ベックは胃がんで死亡。テイラー役のウィル・サンプソンも手術の合併症で亡くなっている。中でも悲劇的だったのは、このシリーズでまた若いながらも主演を務めたヘザー・オルークが敗血症性ショックで死亡したことだろう。この作品は立て続けに悲劇がキャストとスタッフを見舞ったため、さすがに偶然とは思えないとして話題になった。