せっかく公立学校の教員に正規採用されたのに、1年以内に辞めるケースが増えているそうです。
新任教諭の退職、公立校で相次ぐ 精神的な不調、東京では理由の4割 CU7WqD12b
— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) June 20, 2023
正式に採用された新任教諭2,429人のうちの108人が昨年度末の3月までに辞めており、公務員にしてはとても高い離職率だそうです。
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この程度の離職率はまだまだ序の口ではないかという指摘も聞かれます。
6/21朝日「新任教諭増える退職」東京都では22年採用の2429人のうち108人(4.4%)が1年以内に退職、そのうちの約4割が精神的な不調を退職理由にあげた。これにともなって今春、都内の公立小学校では約80人の教員不足が生じた。まともな若者は教員になろうとせず、こうした事態はまだ序の口では。
— 橘 玲 (@ak_tch) June 21, 2023
一部の心無い保護者による言動の問題点も指摘されています。
「新任教諭の女性(22)はすでに退職を考えている理由が悲しい「子どもがいない先生には子どもの気持ちがわからない」→親が傲慢過ぎでは?」Oyが伸びてるみたい。こっそりあなたに教えちゃう。 作成者:@mumimushunyu
— Togetter(トゥギャッター) (@togetter_jp) June 21, 2023
学校という特殊な職場環境や同僚にも問題があるのではないかという見方もあります。
定年退職間近の「定年まで事なかれ」教員が山ほどいる中に放り込まれたらそりゃ病んでしまう pic.twitter.com/pR3b88orD0
— 【永江の新垢】意味不明の凍結された永江一石です (@IssekiNagae) June 21, 2023
教員は他の行政職と違い、担任という仕事に関しては新卒もベテランも同じように活躍を期待されます。
一般行政職と違って教員は、最初から一人前のプロとして扱われる。そこに難しさがある。
新任教諭の退職、公立校で相次ぐ 精神的な不調、東京では理由の4割:朝日新聞デジタル BwX5Q2zgh
— 太田肇 組織学者,同志社大教授 Hajime Ohta, Prof.Doshisha Univ.🐱 (@ohtahajime) June 20, 2023
それにしても、一時の就職難から採用難へと時代は目まぐるしく変わっています。
超就職氷河期の時、仲間で公立学校の教諭に新卒からなれた友人はほぼいなかった時代からすると隔世の感。事務に特化した職員や部活のアウトソース、スタディサプリのような学習サポート導入等、とにかく先生の稼働を徹底的に減らすことをやるべき。 #NewsPicks XZfXLuY0nV
— Daisuke Shigematsu 重松/スペースマーケットCEO (@masurao99) June 21, 2023