国際政治にまつわる知識の無さを露呈させた日本の知識層の教養レベルが疑われてしまいます。
米国は従前より台湾独立は支持していないし、現実に「台湾独立」は起きません。それでも有事の可能性があるのは、中国側が「台湾独立」というレッドラインの定義を都合よく解釈して変え、台湾を統一できると思えば侵攻する可能性があるからです。台湾有事は日米や台湾ではなく中国がやるかどうかです。 IS23qSXuK
— 劉彦甫 (@LIU_Yen_Fu) June 21, 2023
こうしている間も中国は着々と台湾侵攻に向けた準備を進めています。
中国、台湾にらみ「戦争準備強化」 軍拡止まらずYa0a
台湾侵攻を念頭に置いた軍の「重大任務」の準備強化や、核戦力を含むとみられる「国家戦略体系」の能力向上を目標に掲げるなど軍拡路線の継続を示した。一方、李克強首相はこうした各国の警戒感を招く部分を読み飛ばした。
— 産経ニュース (@Sankei_news) March 5, 2023
Xi tells Chinese Army to prepare for war. He also does not wear army uniform for fancy dress competition, he Chairs China’s Central Military Commission. pic.twitter.com/H2jd6yeAp4
— Ashok Swain (@ashoswai) November 9, 2022
中国は台湾問題が「中国国民自らが決定する事項」と認識しており、それを解決するためには最終手段として武力行使することを否定していません。
平和主義者の人たちが言うようにアメリカが煽っても、煽らなくても、中国は台湾を武力侵攻する意志を明確にしています。
台湾問題で武力行使の権利「決して放棄せず」、習主席が強調 TxakuPmv pic.twitter.com/SlwC5pFcOh
— 株式情報市場 (@yuria2122) October 17, 2022
台湾有事が発生すれば、シーレーンが遮断されることで日本にエネルギーや食糧が入ってこなくなる可能性があり、沖縄の在日米軍基地も攻撃され日本が戦場になってしまうかもしれません。
それゆえ、台湾有事は日本有事なのであり、平和主義者の人たちはその現実をもっと理解するべきです。

ブリンケン国務長官と習近平国家主席 中国外交部より