「シジミ」と「アサリ」「ハマグリ」はなにが違う?

4月23日は「シジミの日」!?その理由は?4月がシジミの旬なの?
(画像=『FUNDO』より 引用)

シジミに似ている貝として、同じく2枚貝の「アサリ」や「ハマグリ」があります。
これら3種の貝はどのような違いがあるのでしょうか。
ここからはシジミと似ているアサリやハマグリがどう違うのかについて見ていきましょう。

好む環境の違い

シジミとアサリ・ハマグリでは、好む環境が異なります。

シジミ

シジミは、淡水もしくは海水が混ざる汽水域に生息します。
川や湖、海に直結している河口付近にも生息しています。

一大産地として知られる宍道湖では、漁獲量の90%近く、年によって95%以上をシジミが占めているともされます。

アサリ

アサリは、水深10mまでの砂泥底海を生息地とします。
柔らかい砂浜を好み、集団で生息しています。

砂浜などでの僅かな穴が空いているのを見つけたら、その下にはきっとアサリいるでしょう。
「アサリの目」とも呼ばれるその穴は、砂地に身を潜めたアサリが海水を取り込むために水管を伸ばした跡だからです。

ハマグリ

ハマグリもまた、潮間帯の砂泥底海に生息しています。
アサリよりもハマグリのほうが水深の深いところに生息していることがあり、潮間帯だけでなく水深20mほどのエリアにも生息しています。

大きさや姿の違い

シジミ・アサリ・ハマグリは大きさや姿も違います。

シジミ

4月23日は「シジミの日」!?その理由は?4月がシジミの旬なの?
(画像=『FUNDO』より 引用)

シジミの大きさは、2~3cmほど。
アサリやハマグリに比べると小振りとなっています。

貝の表面に模様はほぼなく黒色や茶色で、丸みを帯びた形状をしています。
表面には小さな筋があるものの、つるりとした感触をしています。

アサリ

アサリの大きさは3cm~4cm程度となります。
大きいものだと、6cmほどにまで成長します。

模様は多様で、縞模様や幾何学模様であったり逆に無地のものも。
色も黒・白・白茶色・茶色であったり、中には青色や青白色などがあります。
北海道では、目立った模様がなく黄褐色がかった色をしているとされます。

表面には大きな筋があるため、ざらざらした触感をしています。

ハマグリ

ハマグリの大きさは5cm~6cmで、大きいものだと10cmほどにもなります。

その貝は、光沢のある白色で、三角形にも近い丸みを帯びた形状をしています。
その表面に凹凸はあまりなく、滑らかでつるつるしています。

旬となる時期の違い

シジミ・アサリ・ハマグリは旬となる時期も違います。

アサリ

4月23日は「シジミの日」!?その理由は?4月がシジミの旬なの?
(画像=『FUNDO』より 引用)

アサリの旬は初春と秋口、2月~4月と9〜10月の2回とされています。
潮干狩りが行われる夏は旬の狭間と言えるかもしれませんが、その多くは養殖されたものが砂浜にまかれていますので、旬に左右されていないと考えていいかもしれません。

ハマグリ

4月23日は「シジミの日」!?その理由は?4月がシジミの旬なの?
(画像=『FUNDO』より 引用)

ハマグリの旬は2月~4月とされています。
この時期のハマグリは、産卵前で大きく身が膨らんでいるとされます。
この時期にある桃の節句では、潮汁としてハマグリが食される文化が日本にはありますね。

まとめ

4月23日の記念日「シジミの日」。
とはいえ、4月や春先にシジミが旬を迎えるわけではありません。
むしろ、シジミは夏と冬に二度旬を迎えますので、この記念日に当たる時期は旬と旬の間とも言えます。

では、なぜこの時期に記念日があるのかといえば、「シジミの日」は「シ(4)ジ(2)ミ(3)」という語呂合わせから来ているからです。

提供元・FUNDO

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