世界のミステリー、陰謀論、スピリチュアルなどを題材にした紹介系動画で人気のYouTuber・Naokiman氏。今週8日、同氏のサブチャンネル「Naokiman 2nd Channel」より、都市伝説の代名詞・火星の人面岩の謎に迫った「NASAが隠す人面岩の正体とは?!」が公開された。

NASAが意図的に存在を隠蔽した? ”火星の人面岩”とは

1970年代、アメリカでは火星の地表や周辺環境の詳細なデータを収集することを目的とした「バイキング計画」が行われていた。この惑星探査計画によって、初めて火星の表面がカメラに収められ、撮影された計72枚の写真のうち、35A72と呼ばれる画像データに映り込んでいたのが”火星の人面岩”である。

人面岩は瞬く間に「火星に文明があった痕跡」として世間の注目を浴びたが、NASAは「光の角度によって生じた陰影が原因であり、数時間後に同じ地点を撮影した別の写真には大地が写っているのみだった」と存在を否定。不可解なことに”大地が写っているのみ”とされた写真は公開されることがなかったという。

それから数年後、画像処理の専門家であるヴィンセント・ディピエトロという人物は、人面岩の写真がNASAに残されていることを知り、この画像を詳しく調査するべく、友人のグレッグ・モルナーと協力してSPIT(Starburst Pixel Interleaving Technique)と呼ばれる新技術を開発した。

こうしてSPITを用いた検証が行われた結果、人面岩は幅約1.5km、人間の顔と同じく左右対称の構造を持っていることが判明したのだ。

また、人面岩が話題になった当時NASAは「35A72以外に人面岩は映っていなかった」と公表していたが、彼らによってもう一枚、人面岩が映り込んだ画像データがあったことが発覚しており、意図的に隠蔽した可能性が疑われている。

さらに、火星の約1億5000万平方k㎡の表面積のうち、わずか100㎢の面積を持つシドニア地区では、人面岩以外にも知的生命体の存在うかがわせるさまざまな構造物が発見されているというーー。