■落雷に打たれて“第六感”を獲得
電話の16分後、救急車が到着してクローンさんは病院に運ばれた。彼女は発作を起こし、いったんは中枢神経系全体が停止する危険な状態にあった、医療スタッフの奮闘もあり3日間をかけて最終的には回復したのである。
当然だが救急スタッフにとっても激しい雷雨の中に救急車で駆けつけるのはなかなか大変な仕事であった。
そしてもちろん、息子のトリスタンくんの素早い対応がなければクローンさんはどうなっていたかわからない。もしも別室にいて倒れた母親に気がつくのが遅れていたら最悪の事態も考えられただろう。
トリスタンくんは後日、人命救助に貢献したとして警察署の表彰を受けていて地元でニュースになっている。

この一件の数年後、クローンさんは落雷で感電した経験したについて「ABCニュース」に語っている。なんとこの体験以降、嵐が近いづいていることがニュースを見なくとも身体の感覚でわかるようになったというのである。落雷に打たれる体験でいわば“第六感”を獲得したのだ。
「嵐が来ると、特に嵐が近づくと胸がとても締め付けられます。落雷に関しては、常に恐怖を感じます」(クローンさん)
アメリカ国立気象局(NWS)によると、アメリカでは年間約49人が雷によって死亡し、数百人が負傷しているというデータもある。“第六感”で感じることはできなくとも、自然災害に対する用心は怠ることはできない。
参考:「LAD Bible」ほか
文=仲田しんじ
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提供元・TOCANA
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