こんにちは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。

参院、れいわ山本氏への懲罰見送りへ

明日で国会は閉会となる見込みですが、参院自民党が中心となり、参議院は暴力沙汰を起こしたれいわ・山本太郎氏への懲罰動議を見送るという信じがたい決断をしてしまいました。

参院自民の「反省しているし、見送りは理事会の大体の総意だ」というのは完全に崩壊している詭弁です。

街頭演説で繰り返し「懲罰を出すなら出してみろ!」と挑発している山本太郎氏自身の言動をみても、反省などしていないことは明らかですし、れいわ共同代表の大石あきこ氏は「反省していない」と断言しています。

この段階で懲罰を日和って見送ることは、このような過激なパフォーマンス・暴力沙汰に「お墨付き」を与えることにほかなりません。

なぜ国会においてこうした暴力沙汰が決して許されないのかは、以前のブログに書いた通りです。

確かに注目を集めるために確信犯で過激なパフォーマンスに走る方々に対して、懲罰を出すかは難しい判断です。でも、懲罰を出さないならば徹頭徹尾スルーをして、目立つ機会を一切与えるべきではありませんでした。

当初は自民党も参院幹事長が「決して許されない、厳格に対処する」などと威勢よく拳を振り上げて懲罰動議を出したのに、このタイミングで日和って取り下げたのは愚策中の愚策という他ありません。