「清明」という花言葉があるデルフィニウム。
この花は、花嫁の幸せを願うおまじないサムシングフォー、そのひとつ「サムシングブルー」としてブーケに使用される事があります。
ここでは、このデルフィニウムがどのような植物なのかを解説します。
デルフィニウムとは?

まずは、デルフィニウムがどのような植物なのか、その特徴や開花時期、原産地について見ていきましょう。
デルフィニウムの開花時期
デルフィニウムの開花時期は、5月~6月頃とされています。
その花持ち期間は3日~7日前後です。
この時期になると、フラワーショップなどでは切り花として取り扱われるようになりますが、大きく分けて青系統・紫系統・白系統の色合いの花を咲かせます。
どれも淡くて美しい色をしていますよ。
デルフィニウムの原産
デルフィニウムは、アジア・ヨーロッパ・北アメリカ・アフリカと非常に広範囲に分布している植物です。
日本では、暑さに耐えきれる一年草とされることもありますが、元来は多年草の植物とされています。
デルフィニウムには毒がある
デルフィニウムは、キンポウゲ科デルフィニウム属に分類されます。
猛毒で知られるトリカブト同じキンポウゲ科の植物ということもあり、デルフィニウム自体も毒を有しています。
デルフィニウムの名前の由来

ここからは、デルフィニウムの名前について見ていきましょう。
イルカから来た名前
デルフィニウムという名前は、学名の”Delphinium”から来ています。
この学名自体は、ギリシア語でイルカを意味する”Delphis”から付けられました。
デルフィニウムの蕾が、イルカを連想させる形状をしていることに由来するのだとか。
和名は「大飛燕草」
デルフィニウムの和名は「大飛燕草」です。
この和名もデルフィニウムの花姿から来たとされ、ツバメに似ているところから名付けられたとされています。