つみたてNISAを使えば、投資信託を年間40万円まで購入でき、かつ最大20年間非課税で保有することができる。
来年からは投資枠が年間120万円まで広がり運用期間も無制限となる。運用成績次第では、将来受け取る金額が大きく変わるので、銘柄選びは慎重に行う必要があるだろう。
現在、つみたてNISAが利用できる投資信託は227銘柄あるが、そのうち190銘柄は楽天証券で購入することができる。この中からスクリーニング機能を使って投資傾向を分析してみた。
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純資産のランキング表から人気度を確認
下の画像は、投資信託の純資産をランキング順に並べたものだ。純資産は、投資信託の規模をあらわしており、人気のバロメーターともいえる。同時に管理費用も確認しておきたい。
純資産1位と2位は、三菱UFJ国際投信が運用する「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」と「eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)」だ。
3位の「楽天・全米株式インデックス・ファンド」も、米国上場企業全てが投資対象となっている。上位3銘柄は全て海外の株式に投資するファンドで、運用の中心は米国株だ。
投資対象を日本株に限定しているのは、4位の「ひふみプラス」だけで、5位の「ニッセイ外国株式インデックス・ファンド」も日本を除く先進国の株式が投資対象である。