世界のミステリー、都市伝説、宇宙などを題材にした紹介系動画でお馴染みのYouTubeチャンネル「Naokiman Show」より、「メディアの闇?裏の顔を持つ偉人たち!」が先月30日に公開された。
本動画の冒頭で、世界最大のコーヒーチェーン店・スターバックスの経営戦略を例に挙げて、「(この話を)初めて聞いたとき、ハッとさせられちゃいましたよね。物事ってちょっと視点を変えるだけで、いろんな真実が見えてきますよね」と語るNaokiman Show氏。
今回の動画では、そんな常識を覆す偉人たちのダークサイドに焦点を当て、野口英世、ダライ・ラマ、マザー・テレサにまつわる黒い噂を暴露している。
ほとんどの研究が失敗に終わっていた野口英世
1900年に渡米し、ロックフェラー医学研究所に所属しながら、数々の名誉ある功績を残した人物として知られている細菌学者・野口英世。しかし、彼の業績のほとんどがのちに否定されていることをご存じだろうか。
なぜ失敗に終わったにもかかわらず、これほどまでに評価されているのか? その背景には、彼の貪欲な性格と、その性質を利用したロックフェラー研究所のとある目論見があったと言われている。
さらに、このようなケースは現代でも決して珍しい話ではなく、昨今のパンデミックの裏側にも、危険な実験が関与しているのではないか? とまことしやかに囁かれているというーー。
「CIAチベット計画秘密作戦」に隠されていたアメリカの陰謀
公共の場で少年に不適切な発言をしたとして、批判を受けているダライ・ラマ14世。しかし一方では、チベットに古くから伝わる習慣に従っただけで、中国側の中傷キャンペーンの餌食にされてしまったのだと擁護する声も。
この問題に対して、Naokiman Show氏は「まぁ難しい問題ですよね。たしかに文化の違いって言っちゃたら、まぁ文化の違いもあり得ますし」と述べながら、「ただわかっていることで、実は裏の顔もありまして……」と続ける。
なんとダライ・ラマは、CIA(アメリカ中央情報局)と癒着関係にあるという。中国の弾圧から逃れるために亡命したインドでCIAの援助を受けることになり、実際に数年間にわたって毎年18万ドルが支払われていたという記録も残っているとのこと。
ところが、1951年から1956年にかけて行われていた「CIAチベット計画秘密作戦」には、当人たちも予期しなかったアメリカの陰謀が存在していたのだ。
ダライ・ラマの兄ギャロ・トゥンデュプは、のちに自著で「私は何十年も沈黙してきたが、真実を語らなければならいと決心した。私たちがCIAに協力したことは、完全に誤りだったと。私たちはCIAからの申し出を決して受け入れるべきではなかったのだ」と後悔を語っている。