【6】未成年の子どもの分を登録して1人2万円以上使うのが大変!
マイナポイントは、生まれたばかりの赤ちゃんや未成年の子どもでも申し込むことができます。家族4人なら合計8万ポイントももらえるので、なんとか満額もらいたいところですよね。
しかし、未成年の場合はクレカやスマホ決済サービスなどを利用していないことが多いので、かなり面倒なことになります。
もちろん、子どもの場合は保護者名義のキャッシュレス決済を利用することができますが、保護者が自分で申し込み済みのキャッシュレス決済サービスは、二重に子どもの分を登録することはできません。
そのため、自分の分とは別に子ども用の決済サービスをわざわざ用意する必要があるのです。

なんとか子どもキャッシュレス決済方法を確保しても、まだ安心はできません。期限までに2万円以上決済しないと満額の5,000ポイントをもらえない恐れもあります。
とくに、決済するたびに少しずつポイントがつくクレカなどは管理が面倒なので、確実に5,000ポイントをもらうには、やはり残高チャージで一気に5,000ポイントが付与される決済サービスがいいでしょう。
とはいえ、いきなり家族4人分=8万円を一気にチャージするのは金銭的に厳しい場合もあるでしょうから、その場合は懐具合と相談しながら少しずつチャージするしかありませんね。

なお、マイナポイントでは、子ども名義の健康保険証と銀行口座も用意する必要があります。健康保険証はとくに問題ありませんが、子どもの銀行口座がない場合は、新たに用意する必要があります。
通常の銀行なら、保護者が銀行の窓口に出向いて子ども名義の口座を作ることができますが、共働きの家庭では平日に銀行に行くのは面倒ですよね。そのようなときは、スマホで申し込めるネット銀行を利用すれば便利です。
ところが、子どもの口座開設の対応はネット銀行ごとにバラバラで、なかにはネット銀行なのに各種証明書を郵送しなければならず、子どもの口座を開設するのに1カ月ほどかかる場合もあります。

マイナンバーカードに健康保険証を登録したり銀行口座を登録するのは簡単!
マイナポイント第2弾では、健康保険証の利用申し込みと公金受取口座の登録をしないと、残りの1万5,000ポイントがもらえません。
実は、健康保険証の利用申し込みはNFC対応スマホがあれば簡単にできます。実際にマイナンバーカードに保険証を登録する方法はこちらで確認してください。
なお、NFC対応スマホがない場合でも、健康保険料の利用申し込みはセブン銀行ATMで登録することができます。

公金受取口座の登録は、国に個人の銀行口座を握られてしまうことに抵抗感がある人も多いでしょうが、これはあくまでも公金をもらうための口座です。
どうしても不安な人は、たとえば、残高0円のネット銀行口座を登録すればいいでしょう。

なお、健康保険証の利用申し込みと、公金受取口座の登録でもらえる7,500ポイント×2=1万5,000ポイントは、登録したキャッシュレス決済事業者によって、付与タイミングが異なります。
たとえば、PayPayやau PAYなどは、手続き終了の翌日には1万5,000ポイントが付与されますが、楽天カードは翌々月の25日頃にならないと付与されないので、多少はポイントの付与日のことも気にしたほうがいいでしょう。
