1℃下げるより、「温度変えずに風量アップ」の方が節電

また節電方法であまり知られていないのが、「設定温度を変えずに風量をアップした方が節電」ということ。設定温度を1℃下げるのに比べて、設定温度を変えずに風量をアップさせた場合、年間約1400円以上も節約できるという。空気を冷却するより、風量を強くする方が少ないエネルギーで済むため、結果として電気代が抑えられるのだ。

こうした点からも同社では、温度や風量だけでなく、湿度も最適にコントロールする自動運転の利用が省エネに最適だとする。

冷房時の風は上向きに

基本的に空気は冷たいと下に、暖かいと上に滞留する。そのため冷房時はルーバーを上向きにスイングさせて、冷房の風を上向きに送るといい。冷風を直接体に当てず、自然と下に落ちてくる冷気で部屋を冷やすことができる。

エアコンは「微風」より「自動」の方が節電に! パナソニックが「節電方法」を指南
(画像=冷房運転時のサーキュレーターの併用、『BCN+R』より引用)

最後にサーキュレーターとの併用。サーキュレーターの併用で設定温度を上げることができれば、電気代の節約が可能になるとする。特に、ロフトのある部屋ではサーキュレーターの2台活用を提案。1台はエアコンの冷気をロフト方向に送るために、もう1台はロフトの熱い空気をエアコンの吸込口方向に送るために活用する節電方法である。

エアコンは「微風」より「自動」の方が節電に! パナソニックが「節電方法」を指南
(画像=ロフトのある部屋ではサーキュレーターを2台活用、『BCN+R』より引用)

クールビズでは冷房時の室温28℃で快適に過ごせる軽装が推奨されているが、室温28℃はあくまでも目安。日当たり状況や建物状況などによっても「暑い」「寒い」の感じ方は変わるので、部屋の環境にあわせた室温調節と節電方法を参考にしたい。

提供元・BCN+R

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