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日本経済新聞電子版の報道によれば、ブルームバーグ社の世界長者番付「ビリオネア(億万長者)インデックス」でLVMHモエヘネシー・ルイヴィトンのベルナール・アルノー会長兼CEOが、テスラのイーロン・マスク氏を超えてトップに立ったそうです。
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イーロン・マスク氏が首位から陥落したことが話題になっていますが、私が興味を持ったのはアルノー氏です。アマゾンのベソス氏や、マイクロソフトのゲイツ氏のようなアメリカのテクノロジービジネスとは対極にあるように見える、ラグジュアリーブランドビジネスで、なぜ世界一の富豪になれたのか。その秘密が知りたいと思いました。
アルノー氏は親から受け継いだ事業資産を担保に有名ブランドを次々に買収して、一代で巨大なブランドコングロマリット企業グループを作り上げました。
ルイ・ヴィトン、Dior、ドンペリニヨンなど、誰でも知っていて世界中に店舗を展開するようなブランドを複数展開し、どれもが高収益をあげています。