企業や自治体の物流DXを支援する株式会社Hacobuが、6月21日にオンラインセミナー「どうなる、物流の未来 Road to 20XX」を開催。参加費は無料です。

このセミナーには、米ウォルマート元CIOにて、サプライチェーンとテクノロジーのチームを率いたRamesh Chikkala氏、EYストラテジー・アンド・コンサルティングの運輸・物流業界リーダーを担当する田岡佑一郎氏が登壇。株式会社Hacobu執行役員CSO・佐藤健次氏と最新の物流Techを読み解き、国内物流の未来についてディスカッションを行います。『2024年問題』を目前に控えた物流業界、中長期的における物流の未来を考えるためのセミナーです。

物流Tech最前線から、ロジスティクスの未来を読み解く

本セミナーは3部構成で実施される予定です。第1部では、自動運転やドローンテクノロジーなど米物流Tech最前線を紹介、技術革新についてのディスカッションを行います。第2部・第3部では、既存のマーケットを根本から変革するイノベーションを実現するために必要なことを議論する予定です。

『2024年問題』対応、中長期における物流DX化を検討している物流担当者やIT担当者だけでなく、アメリカの最新物流Techについて関心のあるビジネスパーソンに向けて開催されます。

物流2024年問題とは

2024年4月1日から、働き方改革関連法によって「自動車運転業務における時間外労働時間の上限規制」が適用されます。トラックドライバーらの労働環境を改善する目的で、時間外労働の上限が年間960時間に定められるため、慢性的な人手不足が生じる物流産業において、より深刻な人員不足が予想されています。政府の試算では、2024年問題に対して何も対策を行わなかった場合には、営業用トラックの輸送能力が2024年には14.2%さらに2030年には34.1%不足する可能性があるということです。