目次
④沈め釣り
お手頃価格でしっかりウキ釣りを楽しめる道具
④沈め釣り
ウキの浮力よりも大きいオモリをつけて、ウキを沈めます。この釣りは、ウキが見えるときにはウキを見てアタリをとり、ウキが沈んでからは竿と糸であたりを取ります。ウキを沈めるので、風や波の影響をあまり受けません。
また、全誘導や半誘導と違い、深いところへ比較的早く仕掛けを入れる事が出来ます。ウキを見ない分、繊細なアタリを感じることは難しいですが、日ごろ釣り人が攻め切れていないポイントを攻めることが出来ます。
1.向いているポイント
仕掛けを沈めるので、水深があるポイントが向いています。しかし、海底が砂地のポイントでは、仕掛け全体を這わせて魚が食うのを待つことが出来ます。また、ウキが海中の沈んでいるので、ウキ自体が潮の流れをつかみ、安定して仕掛けが海中を進んでいくので、流れがあるポイントでも出来ます。
ポイント①【水深が深いポイントor海底が砂地のポイント】 ポイント②【流れがあるポイント】 ポイント③【風が強いポイント】
2.仕掛けの特徴
ウキを沈めるのは、オモリの調整で出来るので、なんでも一応大丈夫ですが、一般的に00~3Bくらいのウキを使うことが多くなります。しかし、流れをよくつかむためには、大きめのウキがいいでしょう。
また、遠投する場合には、自重があるウキのほうがよく、ポイントに早く餌を入れたいときは、大きいおもりに耐えられるように、3B~1号くらいのウキを使うこともあります。なので、自分の予算にあったウキで十分できます。また、メインラインはサスペンドまたはシンキングのほうが流しやすいくなります。
特徴①【ウキはなんでもOK、しかし、条件によって重さ、大きさが変わる】 特徴②【道糸はサスペンドが流しやすい】 特徴③【ウキが沈むスピードは、撒き餌の沈降速度に合わせるとやりやすい】
3.仕掛けの流し方
仕掛けの流し方は、全誘導に比べて簡単です。というのも、ウキ自体が潮をつかんでくれるので、仕掛けが海中で安定します。しかし、流しているときに道糸が出て行くのを止めて仕掛けを浮かせたり、余分に道糸を出し仕掛けを沈めて流す棚を変えると、難しくなります。
なので、最初はウキの沈むスピードを撒き餌の沈降速度に合わせてラインを張りすぎず、緩めすぎず、ウキが自然に沈んでいくように流していのが、やりやすい方法です。
流し方①【ウキと撒き餌の沈降速度を合わせる】 流し方②【ラインは張りすぎず、緩めすぎず】
4.難易度
結構なれるまでは難しい釣り方です。しかし、いったん魚がかかると、大体仕掛けのバランス(ウキ、オモリ)が分かってきます。目に見えない大物がかかることも多くなり、より楽しめるでしょう。
ただし、底付近で魚を掛けるので、後のやり取りで逃がすことも多く、いかに根に向かう魚を止めるか、仕掛けを緩めすぎず掛けた瞬間に、魚に走らせないか、そういった魚を掛けた後も難しい釣りです。
5.参考動画
お手頃価格でしっかりウキ釣りを楽しめる道具
釣りを始めたばかりの釣り初心者は、まず、どういった竿がいいのか? リールがいいのか?エサがいいのか?といったことに悩むと思います。釣りは道具がないと始まりません。なので、初心者の方は道具を最低限そろえて、まずは足場の良い堤防へ行きましょう!