日本時間6月11日、2022/23シーズンUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の決勝が行われ、マンチェスター・シティがインテルに1-0の勝利を収めて優勝。これによりシティが同シーズン3冠(プレミアリーグ、FAカップ、CL)を達成した。
今CLでも最も注目集めた選手の1人は、シティのFWアーリング・ハーランド(22歳)だ。プレミアリーグでの得点王(35試合36ゴール)獲得に続き、CL(11試合12ゴール)でも得点王となった。
ここでは、CLにおけるハーランドの通算得点記録と、歴代通算最多得点選手トップ5を紹介しよう。ハーランドが歴代ランキングで上位入りするには、あと何点だろうか?
アーリング・ハーランドのCL記録
CLにおける様々な最年少記録を持っているハーランド。通算2桁ゴール達成(19歳212日)と通算30ゴール達成(22歳236日)。さらに出場25試合で30ゴールに達したのは史上最速の記録だ。
2019/20シーズンからレッドブル・ザルツブルク、ボルシア・ドルトムント、マンチェスター・シティで4年連続でCL出場し、これで通算30試合に出場して35ゴールとなった。2019/20と2020/21は両シーズン共に8試合10ゴール、2021/22は3試合3ゴール、2022/23は11試合12ゴール。出場した全シーズンでゴール数が試合数を下回ったことがない。1試合平均にすると約1.16ゴールである。
CL歴代通算最多得点記録では、現在21位に位置するハーランド。欧州5大リーグ(ラ・リーガ、セリエA、ブンデスリーガ、リーグ・アン、プレミアリーグ)に所属している現役選手の中では、ロベルト・レバンドフスキ(91ゴール)、トーマス・ミュラー(53ゴール)、モハメド・サラー(48ゴール)、ネイマール(43ゴール)、キリアン・エムバペ(40ゴール)に続く6位となっている。
CL通算得点5位:ラウール・ゴンザレス(71ゴール)
5位にランクインするのは、現在レアル・マドリードBの監督を務めているラウール・ゴンザレスだ。現役時代、1995/96シーズンからレアル・マドリード、シャルケでCL通算144試合に出場して71ゴールを記録。1試合平均にすると約0.49ゴールになる。2度のCL得点王(1999/00、2000/01)を獲得し、5度のCL優勝(2013/14、2015/16、2016/17、2017/18、2021/22)に大きく貢献した。