それでもやはり、毅然とした懲罰は必要だろうと私は考えます。
どんな主張のためであれ、多数派であれ少数派であれ、暴力行為は絶対に許されないということは明確に示すべきであることは当然ですし(この点、懲罰は多数派の専横を招くという理由で懲罰に反対する主張にはまったく同意できない)、
きちんと処分を重ねていけば、民主政議会の中で取れる過激なパファーマンスには限界があります。彼らとて除名にはなりたくないでしょうし、逮捕されるような犯罪まではできないでしょうからね。
極端に偏ったイデオロギーを持ち、過激な行動を支持する者たちは、その先鋭さゆえ、過激なパフォーマンスを続けていかなければ飽きて離れていきます。
れいわ新選組や山本太郎議員はあの手この手でその期待に応えようとするでしょうが、やがて「天井」に突き当たれば、もともと過激さを疎んでいた穏健な有権者には完全に見放され、過激な支援者も少しずつその下を去っていくでしょう。
その時まで毅然とした対応を続けるべきですし、今回どんな言い訳をしようと「暴力」に及んだ以上、その限界・天井は確実に近づいてきていると思います。
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暴力ではないものの、民主主義を支える報道機関・報道記者としての倫理と民主的議会ルールを踏みにじった東京新聞・望月記者に対しても、参院として毅然とした対応を求めていきます。
それでは、また明日。
編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2023年6月10日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。