山口市の済生会山口総合病院で、正職員の手当を削って非正規職員と同一労働同一賃金にすることは違法だとして、正職員9人が手当減額分の支払いを求める訴訟を起こしていました。山口地裁は、原告の請求を棄却しました。
正職員の手当削減「合法」 地裁判決、非正規と待遇格差解消で
正規職員の待遇を引き下げることで正規・非正規間の格差を解消する手法を容認する初の司法判断として注目が集まっています。
正規・非正規の格差解消を図ることを認めた画期的な判決だったという意見も。
6/5日経「正社員の手当削減「合法」」正社員にだけ出していた扶養手当や住宅手当を、非正規を含む全職員向けの子ども手当と住宅補助手当に変更した山口県の病院に対し、正社員9人が手当減額分の支払いを求めた裁判で、地裁は正社員の待遇を引き下げて正規・非正規の格差解消を図ることを認めた。
— 橘 玲 (@ak_tch) June 5, 2023
そもそも今までの差が不思議だったという意見も。
【正職員の手当削減「合法」】同一労働同一賃金の考えからすると、妥当な判決。そもそもなぜ差があるのか?が不思議なくらいです。
— 大阪FP長谷剛史 (@fphase) June 5, 2023