騒動の発端となったのが、猿之助が搬送された5月18日に発売された「女性セブン」(小学館)が報じた、猿之助による性加害疑惑だ。猿之助は「セブン」発売前日、記事が出ることを知り、自宅で父で歌舞伎俳優の市川段四郎さんと母・延子さんと家族会議を開き、まず両親が向精神薬を大量に服用し死亡(段四郎さんは搬送先の病院で死亡が確認)。猿之助も向精神薬を服用した後に首吊りを図ったが、18日にクローゼットのなかで意識もうろう状態のまま床に座っていたところを発見された。猿之助は薬を飲んだ両親の首から上にビニール袋をかぶせたとも一部報道では伝えられている。
「すでに殺人事件などを扱う警視庁捜査一課の事案となり、自殺教唆か自殺ほう助の線で捜査が進んでいる模様。現在の猿之助の所在が明らかになっていないことから、医療機関に収容されているとみられる。もし仮に猿之助が自分で用意した向精神薬を両親に飲ませていたのだとすれば自殺ほう助が成立し、執行猶予付きの懲役や禁固となるのが相場だが、執行猶予期間中は公演などで表舞台に出ることは難しくなる」(全国紙記者)
【こちらの記事も人気です】