約2ヶ月前に違法な帳簿管理で起訴されていたトランプ前大統領ですが、今度は機密文書持ち出しの件で再び訴追を受けました。

バイデン大統領やペンス前副大統領も私的な空間に機密文書を持ち出していたことが問題になっていました。

しかし、トランプ氏の場合、上記の面々と違って政府機関からの度重なる要請にも関わらず機密文書を返還しなかったことが特に悪質であったと司法省は認定しました。

また、トランプ氏が持ち出した機密文書に核開発やイランの攻撃計画などといった最重要機密の国防情報が含まれていたことも起訴を後押しする強い要因でした。

トランプ氏は大統領経験者として初めて連邦罪を根拠に司法省から起訴されています。

トランプ氏の2回目の起訴が決まったと同時に、機密文書が違法に持ち出されたことを明確に認めるトランプ氏の録音も話題となっています。

“大統領として機密指定を解除できたが、今はできない”

ポーラ・リードからの独自報道: ドナルド・トランプ氏は2021年の会合で、機密指定を解除していない「秘密」の軍事情報を保持していたことをテープで認めた。