暴力を振るってまで通すべき正義が国会にあるはずもなく、極めて危険かつ傲慢な思想言動であり、許されるべきではないことを強く指摘しておきます。
また、本来なら委員会室で発言をしてはならない新聞記者が蛮行に及んだことは、民主政治を破壊する暴挙と言わざるを得ません。
選挙で民意を得ている議員のみが、委員会室で発言をすることが許される。選挙で選ばれるという民意はそれほど重く、だからこそ選挙や議会制民主主義が機能するのです。
リベラルな立場である政治学者の木下ちがや氏(こたつぬこ氏)が指摘している点ももっともです。
平素から「平和を守れ、人権を守れ」という方々が、率先してこのような暴挙に臨み、秩序を平然と乱し続けていることに私は心から危機感を覚えます。
東京新聞(中日新聞社)には、組織として厳粛な対応を取られることを求めるとともに、参議院としても毅然と対応することを提案していきたいと思います。
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違反行為や暴力に屈せず、明日は毅然と賛成討論を行い、採決までしっかりと走り抜けてまいります。
それでは、また明日。
編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2022年6月8日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。