牡蠣の養殖場で立ち往生しているところを保護された、アザラシの赤ちゃん。
この子はウェットスーツでできたクッションをお母さん代わりにして、一歩一歩成長していきます。
愛らしく、そして時々やんちゃなアザラシの赤ちゃん『リリー・ピカ』の物語をご覧ください。
目次
ウェットスーツのクッションがお母さん代わり
ピカにはやんちゃな一面も
ウェットスーツのクッションがお母さん代わり
物語の舞台は、野生のアザラシが生息するアイルランド。
この子が保護されたアザラシの赤ちゃん『リリー・ピカ』です。
ミルクを求めるように窓ガラスに吸いつくその仕草は、お母さんを恋しがっている証拠だといいます。
ピカが発見された場所は、牡蠣の養殖場でした。
迷い込んでしまったのでしょう、この子は牡蠣のベッドの上で立ち往生していました。
ピカを保護した救助団体「Seal Rescue Ireland」は、お母さんを恋しがるピカにウェットスーツでできたクッションを与えます。
するとピカは、チュパチュパとクッションに吸いつき始めたのです。
さらには寄り添って眠るように。
この子にとってクッションがお母さん代わりになってくれたようです。
ピカにはやんちゃな一面も
ピカを保護したSeal Rescue Irelandの最終目標は、ピカを自然に還すことでした。
そのため、ピカは野生で生きていくスキルを学ぶ必要があります。
その一つとして魚を食べる練習が始まりまったのですが・・・
お母さんに教わったわけでもないのに、ピカは上手に魚を食べてみせました!
これには、職員さんたちも驚いたようです。
しかし、ピカにはやんちゃな一面もありました。
職員さんが浴槽を掃除しようとすると・・・
浴槽でくつろぐのが好きなピカは、「あっちにいって!」とばかりにブラシを叩くのです。
とはいえ、怒った姿もかわいさ満点です。