フランス大統領が初めてウクライナのNATO加盟の「道」を認めるよう求めた。

著名な国際政治学者によると、マクロンは米中間でバランスを取ろうとしており、開設が予定されているNATO事務所はその思惑に利用されたそうです。

マクロンの反対は、地政学的な懸念から来ているのでしょうか?それとも自国の経済的利益が関係しているのでしょうか?

今回のマクロン発言は、台湾侵攻に向けた習近平による対中包囲網の切り崩しが成功していることを示唆しています。

もし、台湾有事の際に欧州が中立を保つことになれば、中国を大きく利することになるため、台湾海峡の安定が国家の命運と深く結びついている日本としては由々しき事態となります。

習近平主席、フランスのマクロン大統領と広州で非公式会談(2023年4月7日、中国政府公式サイトから)