診療報酬は削らずに一方的に薬価を下げることによってさまざまな悪影響が出てきています。
医師会は診療報酬引きさげを嫌ったので、トカゲのしっぽきりにように薬価に全ての医療費引き下げをかぶせた。確かに薬だしまくって稼ぐというパターンは昔より改善した。一方製薬会社は利益を出せなくなり、生産を維持できなくなる。いまの問題は抗菌薬の輸入依存。抗菌薬がなければ外科手術は不可能 LdJHdF
— 中田智之@歯学博士/医療行政ライター (@NakaDash_) November 4, 2022
医療費増加に対して医師会は相変わらず医療費の増加を要望し続けました。政府は薬価基準を下げて医療費に回すという事を繰り返してきたそうです。
バブル経済の崩壊後に医療費増加が問題視されたが医師会は相変わらず医療費の増加を要望し続けた。そこで厚生省は苦肉の策として薬価基準を下げて浮いた金を医療費に回すという事を繰り返した。つまり投薬ではなく技術料で稼げとの事である。
— ハイパー岡田@反反緊縮(嫁公認アカウント) (@pochi1182) November 3, 2022
ただし、薬局に関していえば厚労省は「医薬分業」にしましたが「門前薬局」が増えて調剤医療費は2.5倍になってしましました。
厚労省は「医薬分業」で薬漬け医療をなくすために技術料を上げたが、かえって「門前薬局」が増え、調剤医療費は2.5倍になった。これを元に戻すだけでも、国民医療費は5兆円削減できる。 pic.twitter.com/5Z1lHtDnmv
— 池田信夫 (@ikedanob) July 22, 2022
また、薬価は下がり過ぎましたが、薬剤師の「技術料」はレントになってしまっています。
調剤医療費が増えるのは、32万人の薬剤師に薬価の3倍の「技術料」を払っているからだ。免許制度がなくなれば、コンビニでも処方薬が売れるようになり、調剤薬局は減り、年間5兆円の技術料も減る。 MDnPVOeya7
— 池田信夫 (@ikedanob) July 22, 2022
一方で、もっと薬剤師に権限を委譲すべきという指摘もあります。
薬剤師さん、処方権を持ってください。あなたの能力を必要としている人がたくさんいます。薬に関するあらゆる業務を行う薬剤師がなぜ「処方」だけから逃げるのですか。あなたの薬剤に関する知識を直接、薬として患者に与えてください。その知識を独り占めしないでください。#薬剤師に処方権を WssE4Vsx4Q
— 東徹 精神科医 (@higashi1979) June 6, 2023
ただし、まずは過剰な受診を抑制するのが先なのではないでしょうか。
医療費を削減するために過剰に受診する事を抑制するそのために自己負担を上げるということです。
別のモノで例えればジュースの代金を全額公金から出す自己負担無料と言えば本当に必要ない人もジュースを飲みジュース屋は「過剰に」儲かります。それを抑える必要があります。 Gv0T9IZxWk
— 東徹 精神科医 (@higashi1979) May 23, 2023