最近「タイパ」と言う言葉を目にすることが多くなりました。これはタイムパフォーマンスの略語です。
コストパフォーマンス(コスパ)が、価格の安さを追求するのに対し、タイムパフォーマンス(タイパ)は、短い時間で多くのメリットを追求しようとすることを指しています。
例えば、テレビドラマや映画を倍速で見て時間短縮しようとすることが、タイパの典型例として紹介されています。
資産運用においても、このタイパが良い投資が存在します。

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金融資産であればインデックスファンドの積み立て。そして実物資産であれば中古ワンルーム投資ではないかというのが私の実感です。
インデックスファンドの積み立ては、ネット証券に口座を開設し、毎月の積み立て商品を一旦設定してしまえば、その後の手間はほとんどかかりません。ドル・コスト平均法と呼ばれる定額の買い付け資金がある限り自動的に続けてくれます。
一方の中古ワンルームマンション投資も、インデックスファンド並みに手間がかかりません。都心の物件であれば、入居率はほぼ100%ですから煩雑な空室対策をする必要もありません。
リーシングと呼ばれるテナントを探したり、入居後の家賃の管理、さらには退去した後の室内のメンテナンスも、毎月2000円程度で管理会社が全てやってくれます。