今年は「Dragtastic(ドラッグタスティック)」をテーマに、LGBTQカルチャーに自信と誇りを持とうというメッセージを伝え、イベント会場はレインボーカラーにとどまらず色鮮やかなファッションで溢れた。
ニューヨークでクイーンズ・プライド・パレードが盛大に開催 pic.twitter.com/AU5p0O4myw
— Mashup Reporter (@mashupNY) June 5, 2023
ジャクソンハイツは”人種のるつぼ”ニューヨークの中でも最も人種的に多様な地域として知られ、特にメキシコや中南米のヒスパニック系や、インド系移民の大規模なコミュニティーがある。それだけにマンハッタンのパレードと比べてもエスニック色が強く現れ、LGBTQに加え、移民問題にも訴えかけるイベントとなった。
主催者LGBTネットワークのロバート・ヴィテリ氏によると、パレードの参加団体もベンダー出店数も過去最多を記録。「今ほどこうしたイベントが求められている時代はない。多様性に満ちたこの場所で人々を勇気づけ、団結させることができて嬉しい」と思いを語った。
取材・文:Yoshie Kawabata