4日、ニューヨークのクイーンズ区ジャクソンハイツでLGBTQコミュニティーのパレード「クイーンズ・プライド」が行われた。月を通して各地で様々なLGBTQイベントが行われる6月のプライド月間。ニューヨークでもとりわけ多様性豊かとされるこの場所で、スタートを切った。
ジャクソンハイツの中心街、37アベニューを行進するパレードには、クイーンズ区を含むニューヨーク第14区選出のアレクサンドリア・オカシオ・コルテス下院議員(民主党、33)も駆けつけた。
オカシオ・コルテス議員は、共和党保守派の間で反LGBTQの主張が色濃くなりつつあることを踏まえ、「今の政治環境の中、こうしたイベントの存在はとても重要です」とコメント。地元の人々と触れ合いながらLGBTQコミュニティーの団結を訴え、パレードを盛り上げた。
AOC is back @ Queens!!#queenspride #pridemonth pic.twitter.com/mlnOXui01D
— meeco (@meeco_ccc) June 5, 2023
連邦議会からもう一人、上院トップのチャック・シューマー院内総務(民主党・ニューヨーク州選出、72)もパレードに参加。5年前に次女が女性パートナーと同性婚をしたこともあり、パーソナルな視点からLGBTQの権利保護への支持を訴えた。
プライドパレードといえばマンハッタンで6月末に行われるパレードが有名だが、実は「クイーンズ・プライド」は今年で31年目と、ニューヨークのプライドイベントではマンハッタンのパレードに次ぐ歴史と規模を誇る。