タコの持ち帰り方と下処理

釣れたタコの持ち帰りは1匹ずつ袋に入れてクーラーボックスに入れることがおすすめです。小袋に入れずにそのままクーラーボックスに入れると、壁を這い回り最悪の場合外に逃げ出したりします。袋に入れることで隙間から脱走の恐れもなく安心となります。

下処理

タコの下処理としては、表面に塩をかけてひたすら揉みほぐします。表面のヌメリや汚れをこの工程できちんと行うことでくさみが抜け、より美味しく食べることができます。また、1匹ずつ袋に入れてそのまま冷凍してしまうのも手です。冷凍するとヌメリが取れやすくなるというメリットもあります。

堤防タコ釣り徹底攻略 代表的な3種類の仕掛けの特徴&釣り方を解説塩をかけて揉み込みぬめりを落とす(提供:TSURINEWSライターとや)

漁業権に注意

最後にタコ釣りをする際に必ず注意してほしいのが漁業権。サザエやアワビなどは漁業権があり、むやみに捕獲してはいけないという認識はなんとなくあると思います。タコに関しても漁業権の設定されているエリアで、マダコが対象にされている場合は捕ること事態が違法になります。

また、サイズによる規制もあり、例えばタコで有名な明石市は、体重100g以下のタコを採捕すると密漁になります。関門海峡でも同様に体重400g未満のマダコの採捕を禁止しています。違反者には罰則があるので、知らなかったでは済まされません。事前に下調べを行うなど注意が必要です。

どのように漁業権を調べるの?

漁業権が適用される地域なのか調べるのは、下記の海上保安庁「海洋状況表示システム」で確認できます。

更に細かい対象魚を確認するには各都道府県のHPで確認できます。例えば神奈川でタコ釣りができるか確認したい場合は「タコ釣り」「神奈川」「漁業権」で検索すると確認可能なHPが探せます。

手間かもしれないですが、資源を守る為や漁業を営む人の生活が掛かっていますのでルールは守りましょう。

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<TSURINEWS編集部>

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