マダコの釣れる場所
マダコが好む障害物の多いポイントが最適な場所となります。中でも狙い目のポイントを紹介します。
防波堤の壁際
タコ釣りの定番ポイントです。壁際にはカニや小魚が多く生息していますので、タコは餌場としています。特に堤防の継ぎ目の隙間は格好の隠れ場所となっています。
沈み瀬、岩礁
地磯が隣接した堤防なども好ポイントです。また、目視ができない沖の沈み瀬や岩礁も、タコが潜んでいる確率が高いポイントとなります。沈み瀬についてはマップアプリの航空写真を見るとわかりやすいので、釣り場に行く前に確認しておくといいでしょう。
石畳
石畳は隠れる隙間が豊富にあるので一級ポイントとなりますが、その反面根掛かりがしやすく、気をつけないと仕掛けのロストが増えてしまうポイントでもあります。
マダコの釣れる時間帯
マダコは基本的に夜行性です。朝マヅメや夕マヅメ時は、障害物から離れて積極的に捕食活動を開始します。マヅメ時から夜が狙い目となります。
昼間でも釣れる?
タコは一般的に暗くなってから活動を開始しますが、日中も障害物に隠れながら捕食を行っています。
マヅメ・夜時は広範囲に探りを入れる釣り方に対して、日中は障害物近くの隠れることが出来るポイントを細かく探ると釣果は上がります。
タコエギ仕掛け
陸からのタコ釣りでは主に3種類の仕掛けが使われます。これらの仕掛け3選の特長と釣り方を解説します。まずは「タコエギ」から。
エギはイカ用もタコ用も形状はほとんど同じ形をしています。大きな違いは以下のようになります。
1.イカ用は全方向に向いた細いカンナ状の針になっているのに比べ、タコ用は根掛かりしにくいように針は上向きの掛け針になってる。
2.キラキラ光るブレードのような装飾がついたものや、ラトルがついていて音で寄せる機能が付いていることが多い。
3.イカエギよりも比重が重く沈ませやすい。
スナップにオモリと一緒に付けて使用しすると沈下速度が早くなり、潮が速くても浮かないため使いやすくなります。またタコは派手なものに興味を示しやすいので、タコエギを2~3つ付けたり、ブレードなどの集寄を付けるてアピール力を高めるのも有効です。
アワセはしっかりと
タコ釣りのアワセは底や岸壁に張り付いているタコを引き離せるよう、ドラグをフルロックにして強く行います。やり取りは再度底や堤防際に張り付かれないように、テンションを掛けたまま行いましょう。