岸田さんが新しい資本主義を断行したいなら、一番先に最低賃金を毎年云々するのではなく、向こう5年間のプランをぶち上げてしまったほうがよいでしょう。個人的には5年で3割、つまり2028年には最低時給1300円が必達だと思います。
賃金を上げると税収は増えるのです。また株価なども上昇しやすくなり、最終的には年金の支給額も下支えできるオセロゲームのような状態を生み出すことができます。
以前から申し上げているように日本はお祭りムードになるとイケイケドンドンになるのでこのきっかけをうまく利用すれば2030年に向けて日本に太陽が再び上ることも夢ではないかもしれません。
では今日はこのぐらいで。
編集部より:この記事は岡本裕明氏のブログ「外から見る日本、見られる日本人」2023年6月5日の記事より転載させていただきました。