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2023明治安田生命J1リーグ第16節の各試合が、6月3、4日に開催された。今節の結果による上位3チームの変動はなし。今節延期となったヴィッセル神戸が首位をキープ(勝ち点33)、2位にはFC東京に3-2で勝利した横浜F・マリノス(勝ち点33)、3位はセレッソ大阪に3-2で勝利した名古屋グランパス(勝ち点32)と続いている。
ここでは、連勝で最下位から脱したガンバ大阪(15位、勝ち点13)に注目しよう。J1第16節でアビスパ福岡に2-1で勝利した要因を解析し、活躍した選手に焦点を当てていきたい。
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G大阪VS福岡:試合ハイライト
J1第16節、アビスパ福岡VSガンバ大阪の試合は、福岡のホーム「ベスト電器スタジアム」で行われた。福岡は直近4試合勝ちがなくホームで勝ち点3を狙う。アウェイのG大阪は最下位脱出に向け連勝を飾りたいところ。
試合は立ち上がりからハイテンポで進み、両チームともに手数をかけずに縦へのスピードを速めながらゴールを目指した。前半17分、福岡が右コーナーキックからFW山岸祐也のヘディングで先制する。
G大阪も前半24分に反撃の狼煙を上げる同点弾。縦パスを受けたFW倉田秋がワンタッチで抜け出したFWイッサム・ジェバリへ。ジェバリがクロスを上げ、一旦は福岡GK永石拓海がはじくも、こぼれ球をMFファン・アラーノが左足一閃。早い時間で試合は振り出しに戻った。
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前半32分、勝ち越しはG大阪。右からのフリーキックをMF山本悠樹がゴールファーサイドへ。回り込んだMFダワンが頭で折り返し、中央で待っていたDF三浦弦太が左足で流し込む。完璧にデザインされたセットプレーで逆転に成功した。
後半8分、決定機がG大阪に。セカンドボールを拾ったファン・アラーノからダワン、山本とつないで、左サイドを抜け出した倉田へ。そのまま仕掛けシュートするもGK永石のセーブにあう。ジェバリが詰めるも再び永石のナイスセーブで追加点にならず。
福岡の決定機は後半19分、MF井手口陽介の縦パスを受けたMFルキアンが山岸へ。GK東口順昭と1対1になるも、シュートはゴール右へ外れる。さらに後半28分、左コーナーキックをMF紺野和也から中央で山岸がヘディングシュートで狙うも、ゴールラインぎりぎりでDF佐藤瑶大がクリアした。
結果、後半はスコアが動くことなく2-1でG大阪の勝利となった。G大阪は連勝で最下位脱出。一方福岡は、連敗で5試合勝利無し(11位、勝ち点20)となった。
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