魚の存在を確認

飛天弓閃光LⅡ18尺竿を継ぎ、まずはグルテンセットの外通しで狙う。以下は仕掛けとエサ。

将鱗へらスタンダード道糸1.5号、同ハリス0.6号20-35cm、ハリ上下とも極ヤラズ8号、ウキ吉田作ボトムGT4番、オモリ0.8号で水深は約1.2本(ウキ下1本半)。バラケはダンゴの底釣り芯華100㏄+水50㏄、食わせはアルファ21が50㏄+水70㏄。

5時30分にエサ打ちスタート。ところが流れも風も弱かったせいか、表層を漂う浮きゴミに苦戦させられる。ゴミが道糸に引っ掛かり釣りにならないのだ。

吉田康雄

「こりゃまいったな。街中の川はこれが悩みのタネですね。でも昔に比べたらキレイになったほうですけど」

 

15分ほど四苦八苦させられたが、その後は流れがやや速くなったためゴミはいつの間にか流れ去ってくれた。すると5時50分に早くもファーストヒット。上流に入釣していた同じくドボン釣りの常連も、同時刻に竿を絞り、めでたく魚がいることが証明された。

吉田康雄のザ・チャレンジへらぶな 【流れ川で宙のヒゲセット#1】まずはドボンで絞る(提供:週刊へらニュース編集部 関口)

もはやいるいないの心配は払しょくされたようだね。さっそく宙釣りに転向だろう!

吉田康雄

「えー、もうですか。せめて両目が開くまでやらせてもらえませんか」

 

じゃあ、あと1枚だけだよ! と言いながら横で竿を振っている記者もドボン釣りを楽しんでいたのは言うまでもない。

ホームでの久しぶりの釣り。釣り方はどうであれ、まるで童心に返ったたような笑顔で竿を振る吉田を見ていたら、忙しい宙釣りはもうちょっと先でもいいかと思えてしまった。なんて軟弱な記者なんだ(笑)。

次回も「流れ川で宙のヒゲセット」です。

<週刊へらニュース編集部 関口/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
大堀川・柏ふるさと公園前
釣り台必携。
この記事は『週刊へらニュース』2023年6月2日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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